大型二輪免許の年齢は何歳から?16歳・18歳・60歳の条件

大型二輪免許は何歳から取れるのか、年齢の条件と年代ごとの準備を紹介する記事のアイキャッチ

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大型バイクに乗りたいと思った時、『自分の年齢で取れるのかな?』と気になりますよね。まだ16歳の方も、50代や60代で挑戦したい方も、それぞれに違う不安があるはずです。

結論から言うと、大型二輪免許の年齢の条件は「18歳以上」です。16歳ならまず普通二輪から、50代・60代なら体力と装備の準備から考えると、無理なく進められます。

この記事を読めば、年齢ごとに今できることと、準備しておきたいことが分かります。

目次

大型二輪免許は18歳から取れます

先に結論

大型二輪免許の受験資格は18歳以上です。警視庁の案内では「免許経歴は必要ありません」とされているので、18歳になれば、ほかの免許を持っていなくても大型二輪を目指せます。

大型二輪は、正式には大型自動二輪車といいます。総排気量が400ccを超える二輪車のことで、これに乗るには大型二輪免許が必要です。

まずは、二輪と車の免許の受験資格の年齢を並べてみましょう。

免許受験できる年齢
原付免許16歳以上
普通二輪免許16歳以上
大型二輪免許18歳以上
普通自動車免許17歳6か月以上(交付は18歳以降)

免許の全体像は大型二輪免許とはで紹介しています。普通二輪との違いは大型二輪と普通二輪の違いで詳しく見られます。

上の年齢の決まりは?

『60歳を過ぎていても取れるの?』という方もいますよね。警視庁の受験資格の案内で示されているのは「18歳以上」という下限で、上の年齢は書かれていません。

ただ、年齢に関係なく、適性試験の基準は満たす必要があります。二輪免許の視力の基準は、両眼で0.7以上、かつ一眼でそれぞれ0.3以上です(眼鏡やコンタクトでの矯正視力を含みます)。

適性試験で見られること

項目大型二輪免許の基準
視力両眼で0.7以上、かつ一眼でそれぞれ0.3以上(矯正を含む)
色の見分け赤色・青色・黄色の識別ができること
聴力二輪免許では聴力検査を行わない(警視庁の案内)
深視力二輪免許は対象外

一眼の視力が0.3に満たない場合などの基準もあります。不安な方は、教習所に入る前に眼科で視力を測っておくと安心です。

16歳・17歳でできること

先に結論

16歳と17歳では、大型二輪免許はまだ取れません。ただ普通二輪免許なら16歳から取れるので、先に普通二輪を取っておけば、18歳で大型二輪に進む時の教習がぐっと短くなります。

『16歳で大型二輪免許は取れないの?』という声はよく聞きますよね。大型二輪の受験資格は18歳以上なので、16歳の時点では取れません。

その代わり、16歳からは普通二輪免許を取れます。400cc以下のバイクに乗れる免許です。

先に普通二輪を取るとどうなる?

普通二輪を持っていると、大型二輪の教習時限が大きく減ります。MTの大型二輪で比べると、次のとおりです。

持っている免許MTの大型二輪の技能教習学科教習
免許なし(原付だけも含む)36時限26時限
普通自動車免許など31時限1時限
普通二輪免許12時限0時限

16歳で普通二輪を取って2年乗っておけば、18歳で大型二輪の教習を受ける時には、技能12時限から始められます。バイクの扱いにも慣れているので、教習で戸惑いにくいのも良いところです。

16歳で普通二輪を先に取る
  • 18歳までにバイクの運転に慣れておける
  • 大型二輪の教習が技能12時限で済む
  • 二人乗りの条件を満たすまでの期間を早めに数え始められる
18歳まで待っていきなり大型
  • 教習は1回で済むが、時限数は多い
  • 重い車体で基本の操作から覚えることになる
  • 18歳までバイクに乗る経験がない

16歳で普通二輪を取る時の準備

16歳で普通二輪を目指す方は、学校や家族との話し合いも必要になることがありますよね。先に準備しておくと、話がスムーズに進みます。

16歳で普通二輪を取る前のチェック
  • 学校のきまりでバイクの免許が認められているか
  • 家族に、取りたい理由と安全の考え方を話したか
  • 教習の費用をどう用意するか決めたか
  • ヘルメットやグローブをそろえる予算があるか
  • 18歳で大型二輪に進むかどうか考えたか

普通二輪の教習は、法令で決められた時限数を受けて卒業検定に受かる流れです。大型二輪を見すえるなら、最初からMTで取っておくと、大型の教習時限も少なくなります。

原付免許だけでは教習は短くなりません

16歳で原付免許を取る方もいますよね。ただ、大型二輪の教習時限の表では、原付免許だけの人は「免許なし」と同じ扱いになります。

18歳で大型二輪に進むつもりなら、原付より普通二輪を取っておく方が、教習の面では近道です。

18歳・20代で取る時に知っておきたい二人乗りの決まり

先に結論

大型二輪免許を取った直後は、二人乗りに決まりがあります。一般道は免許を受けていた期間が通算1年、高速道路は20歳以上で通算3年が目安です。

18歳で大型二輪免許を取ったら、『友達を後ろに乗せて走りたい』と思う方も多いはずです。ここは道路交通法で決まりがあるので、先に押さえておきましょう。

一般道と高速道路の二人乗り

道路二人乗りできない人(大型二輪免許の場合)
一般道大型二輪免許を受けていた期間が通算1年に達しない人
高速自動車国道・自動車専用道路20歳に満たない人、または大型二輪免許を受けていた期間が通算3年に達しない人

免許の効力が停止されていた期間は、この期間に含めません。違反すると「大型自動二輪車等乗車方法違反」になります。

大型二輪免許を取った後の二人乗りの条件を、一般道と高速道路に分けて示した図解

例えばこんな場面なら

18歳の誕生日の後に大型二輪免許を取った方で、普通二輪を持っていなかった場合を考えてみます。一般道で二人乗りできるのは、免許を受けてから通算1年がたってからです。

高速道路の二人乗りは、20歳以上で、しかも通算3年が必要です。この方の場合は、21歳になるころまで待つことになりますね。

普通二輪の期間が生きる場合

大型二輪免許を取る前に普通二輪免許を持っていた人は、扱いが変わることがあります。例えば、普通二輪免許を現に受けていて、その期間が通算1年以上(高速は3年以上)なら、大型二輪を取った直後でも二人乗りできる場合があります。

さらに政令では、大型二輪を受けた日の前6か月以内に普通二輪免許を受けていた人について、過去の期間と大型二輪の期間を通算できる除外も定められています。細かい当てはめは、警察の窓口で確かめておくと安心です。

二人乗りのルールは、大型二輪で二人乗りはいつから?で詳しく紹介しています。

よくある失敗

「免許を取ったから大丈夫」と、条件を満たす前に友達を乗せて高速道路を走ってしまう方もいます。年齢と期間の両方を確かめてから二人乗りしましょう。

初心運転者期間もあります

大型二輪免許にも、免許を受けた日から通算1年に達するまでの「初心運転者期間」があります。この間の違反が基準に当たると、再試験の対象になります。

一方で、初心者マークを付ける義務の条文は普通自動車などを対象にしていて、二輪車は対象になっていません。詳しくは大型二輪の初心運転者期間で紹介しています。

年齢ごとの「今できること・準備できること」

ここが大事なところです

大型二輪免許は、年齢によって「今すぐ取れるか」と「何から準備するか」が変わります。自分の年齢の行を見て、次の一歩を決めてみてください。

ここまでの内容を、年齢ごとの時間軸表にまとめました。この表は、決まりと準備を年齢の順に並べたものです。

年齢今できること準備しておきたいこと
16歳普通二輪免許・原付免許を取れる大型を見すえるなら普通二輪を選ぶ
17歳普通二輪で経験を積める18歳の誕生日のあとの教習の予定を考える
18歳大型二輪免許を取れる二人乗りの条件(一般道1年)を数え始める
19歳一般道の二人乗りの条件を満たしていく高速の二人乗りは20歳まで待つ
20代・30代仕事と両立して教習に通える通う回数と9か月の期限を考えて入校する
40代・50代久しぶりのバイクや初めての大型に挑戦できる引き起こし・取り回しの体力と、装備をそろえる
60代適性の基準を満たせば受けられる視力の確認、体力づくり、無理のない教習の予定
年齢ごとに、大型二輪免許について今できることと準備しておきたいことを並べた時間軸の図解

例えばこんな場面なら

16歳の高校生の方なら、まず普通二輪を取って、18歳の誕生日の後に大型二輪の教習を受ける流れが組めます。教習所に入れる時期は、事前に教習所で確かめておきましょう。

50代の会社員の方なら、平日の夜や週末に通う通いのルートが現実的かもしれません。家族とは、こんな会話になることもありますよね。

「この年で大型二輪の免許を取ろうと思うんだ」
「体は大丈夫?無理しないでね」

こんなふうに心配されたら、教習の前に取り回しの練習の場があるかを、教習所に聞いてみてください。

50代・60代で取る時は、体力と装備から

先に結論

50代・60代で大型二輪を目指す時は、年齢そのものより、重い車体を扱う体力と、身を守る装備の準備が大事です。焦らず、自分のペースで通える計画を立てましょう。

『おじさんになってから大型二輪免許なんて』と、気後れしている方もいるかもしれません。

でも実は、教習時限は年齢ではなく持っている免許で決まります。年齢を理由にあきらめる必要はないんです。

大型の教習車は重い

大型二輪の技能試験に使う車両は、総排気量700cc以上と法令で決められています。試験場の基準では、標準の試験車は車両重量200キログラム以上とされています。

教習の最初の段階では、倒れた車体を起こす引き起こしや、エンジンをかけずに押して歩く取り回しを練習します。ここで苦労する方が多いので、体力に不安があるなら早めに慣らしておくと安心です。

50代・60代で入校する前のチェック
  • 眼鏡やコンタクトで視力の基準を満たしているか
  • 足腰や腕の力に不安がないか
  • 教習に通える曜日と時間を決めたか
  • 体を守る装備をそろえる予算があるか
  • 延長が出た時の費用を見込んでいるか

引き起こしのコツは、大型二輪の引き起こし・取り回しのコツで紹介しています。

教習の予定は無理なく組む

技能教習は、1日に受けられる時限数に上限があります。第一種免許の教習は原則1日3時限まで、最初の段階は1日2時限までです。

さらに、教習は9か月以内に終える決まりがあります。体を休める日を入れながら、週に何回通えるかを先に決めておくと、疲れをためずに続けられますよ。

通いと合宿、どちらが向く?

50代・60代の方は、仕事や家のことを考えると、通いのルートを選ぶ方が多いかもしれません。自分のペースで休みを入れられるのは、体力に不安がある方にとって大きな良さです。

一方で、まとまった休みが取れるなら合宿も選べます。ある合宿免許の申込サイトでは、普通免許を持っている人の大型二輪の最短の日数を14日間、普通二輪を持っている人は6日間と案内しています(2026年10月時点の掲載)。

比べる点通い合宿
休みの入れ方自分で決められる日程が決まっている
体の負担間隔を空けて調整しやすい毎日続けて乗る
向く人体力に合わせて進めたい人連休が取れて集中したい人

取り方の全体は大型二輪免許の取り方で比べています。

装備は教習中からそろえておく

大型二輪の運転者は、乗車用ヘルメットをかぶる決まりがあります。年齢を重ねてからのバイクだからこそ、ヘルメットやグローブ、プロテクターは早めにそろえておきたいですよね。

教習で使ったヘルメットやグローブを、そのまま公道で使う方もいます。装備の選び方は大型二輪のヘルメットと装備の選び方で紹介しています。

久しぶりにバイクに戻る方へ

若いころに普通二輪に乗っていて、久しぶりに戻ってくる方もいますよね。普通二輪免許が残っているなら、MTの大型二輪の技能教習は12時限で済みます。

ただ、ブランクがある方は、感覚を取り戻すのに時間がかかることも。リターンの準備は久しぶりにバイクに戻る人の大型二輪で詳しく紹介しています。

家に眠っているバイクがあるなら

久しぶりにバイクに戻る方の中には、家に昔のバイクが置いたままになっている方もいるはずです。大型に乗り換えるなら、そのバイクがいくらになるかを先に確かめておくと、次の1台の資金が立てやすくなります。

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女性で大型二輪を目指す方は、女性が大型二輪免許を取る時に知っておきたいこともあわせて読んでみてください。

大型二輪免許と年齢の、よくある相談

先に結論

よくある相談は「40代・50代で普通免許だけでも取れるか」「昔は16歳から取れたのか」「16歳で普通二輪を取ると、20歳で高速の二人乗りはできるか」の3つです。

ここでは、Yahoo!知恵袋などでよく見かける年齢の相談を、内容を要約して紹介します。

相談1 40代で普通免許しかないけど、大型二輪は取れる?

「40代で、普通免許しか持っていない。大型二輪を取得したいが、できるのか」という相談は、とてもよく見かけます。

答えは、取れます。大型二輪の受験資格は18歳以上で、免許の経歴は要りません。

普通免許を持っている方は、MTの大型二輪なら技能31時限・学科1時限が最短です。二輪が初めての方は、引き起こしや取り回しで時間がかかることもあるので、保証プランも含めて教習所を比べてみてください。

難しいと感じやすい所は大型二輪免許は難しい?で紹介しています。

相談2 昔は16歳から取れたのでは?

「大型二輪は18歳からとなっているが、昔は16歳から取れたのではないか」という相談もあります。

昔の制度の細かい移り変わりは、この記事では扱いません。今の受験資格は、大型二輪免許が18歳以上、普通二輪免許が16歳以上です。

16歳の方が今から大型を目指すなら、まずは普通二輪から、と考えておくのが分かりやすいですよ。

周りの大人から「昔はこうだった」と聞くこともありますよね。

『自分の時はどうなんだろう』と迷ったら、今の警察の案内を見るのがいちばん確かです。受験資格や教習の内容は、住所地の運転免許試験場や教習所の案内で確かめてみてください。

相談3 16歳で普通二輪、18歳で大型なら、20歳で高速の二人乗りはできる?

「16歳で普通二輪を取り、18歳で大型二輪を取った場合、20歳の時に大型バイクで高速道路の二人乗りはできるか」という相談も見かけます。

高速道路の二人乗りは、20歳以上で、免許の期間が通算3年以上という条件があります。政令の除外の規定を読むと、大型二輪を受ける前6か月以内に普通二輪免許を受けていた人は、普通二輪の期間と大型二輪の期間を通算した期間が3年以上なら除外されます。

この相談の場合、20歳の時点で普通二輪の約2年と大型二輪の約2年を通算すると3年を超えるので、条件を満たすと読めます。ただ、免許の効力が停止された期間などがあると変わるので、実際に走る前に警察の窓口で確かめておきましょう。

よくある質問

大型二輪免許は何歳から取れますか?

大型二輪免許の受験資格は18歳以上です。免許の経歴は要らないので、18歳になれば、ほかの免許を持っていなくても教習や試験を受けられます。

16歳で大型二輪免許は取れますか?

16歳では取れません。16歳からは普通二輪免許を取れるので、先に普通二輪を取っておくと、18歳で大型二輪に進む時の技能教習が12時限で済みます。

60歳で大型二輪免許を取ることはできますか?

警視庁の受験資格の案内で示されているのは18歳以上という下限で、上の年齢は書かれていません。視力などの適性の基準を満たしていれば受けられるので、体力と装備の準備から始めてみてください。

18歳で大型二輪を取ったら、すぐに二人乗りできますか?

一般道では、大型二輪免許を受けていた期間が通算1年に達しない間は二人乗りできません。高速道路は20歳以上で、通算3年以上が条件です。普通二輪の期間がある方は扱いが変わることがあるので、警察の窓口で確かめておきましょう。

年齢が上がると教習は長くなりますか?

教習時限は年齢ではなく、持っている免許で決まります。ただ、上達の具合で延長になることはあるので、通える回数に余裕を持たせて計画しておくと安心です。

まとめ

この記事の要点
  • 大型二輪免許の年齢の条件は18歳以上で、免許の経歴は要らない
  • 16歳・17歳は普通二輪から始めると、18歳での大型二輪の教習が短くなる
  • 大型二輪の二人乗りは、一般道が通算1年、高速は20歳以上で通算3年が目安
  • 受験資格の案内に上の年齢は書かれておらず、60歳でも適性の基準を満たせば受けられる
  • 50代・60代は、引き起こしの体力と装備の準備から始める
大型二輪ドットコム

大型二輪ドットコム 編集部

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