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大型バイクに乗りたいと思った時、『免許とバイクで、全部でいくら用意すればいいの?』と考え込んでしまいますよね。免許の料金とバイクの値段を別々に調べても、総額がなかなか見えてこない方も多いはずです。
結論から言うと、大型二輪の予算は免許、装備、車両、保険と税の順に、支払う時期で並べて組み立てると分かりやすくなります。今乗っているバイクを売るかどうかで、用意するお金も変わってきます。
この記事を読めば、乗り出しまでの予算の立て方と、今のバイクを予算に回すかどうかの判断の仕方が分かります。
大型二輪の予算は「払う順番」で組み立てます
大型二輪の予算は、総額をいきなり考えるより、払う順番に並べた方が組み立てやすくなります。免許の教習料金、装備、バイク本体、保険と税の4つが、時期をずらして順番にやってきます。
『全部でいくら?』を一度に考えると、数字が大きすぎて手が止まってしまいますよね。でも、支払いは一度に来るわけではないんです。
教習中にバイク代を払う必要はありませんし、保険や税はバイクを買う時期に合わせてやってきます。まずは時間の流れで並べてみましょう。
乗り出しまでの時間軸表
| 時期 | 払うもの | 金額が決まるもの |
|---|---|---|
| 入校の時 | 教習料金(入所金・教習・検定など) | 持っている免許、MTかAT、教習所 |
| 教習中 | 延長や再検定の追加料金(出た場合) | 上達の具合、保証プランの有無 |
| 卒業後 | 試験場の手数料 | 免許証の持ち方、都道府県 |
| 教習中から納車まで | ヘルメット・グローブなどの装備 | 選ぶ装備の種類 |
| 購入の時 | バイク本体と諸費用 | 新車か中古か、タイプ、年式 |
| 購入の時 | 自賠責保険・任意保険 | 保険期間、年齢や等級など |
| 毎年4月1日の所有者に | 軽自動車税 | 排気量の区分、市区町村 |
| 車検のたび | 車検の費用・重量税・自賠責 | 初回3年、以降2年ごと |

例えばこんな場面で考えると
春に教習所へ入って、夏に大型バイクを買いたいという方なら、春は教習料金、夏はバイク代と保険、というように支払いの山が2つに分かれます。
この間に今のバイクを売るかどうかで、夏の支払いの山の大きさが変わってきます。だから、先に時間軸を書いておくと、いつまでにいくら必要かが見えやすいんです。
自分の時間軸を書き出してみる
表を見ただけでは、自分の場合のイメージがつかみにくいですよね。そこで、紙やスマホのメモに、自分の予定を書き出してみるのがおすすめです。
- 教習所に入る月と、卒業したい月を決める
- バイクを買いたい月を決める
- 月ごとに、払うものを時間軸表から書き写す
- 今のバイクを売るなら、売る月と見込みを書く
- 足りない月があれば、買う時期をずらす
月ごとに並べると、「この月だけ支払いが重なる」という所が見えてきます。そこをずらすだけで、無理のない予算になることも多いんです。
免許と装備にかかるお金
最初にやってくるのは、免許の教習料金です。教習料金は持っている免許でいちばん大きく変わり、装備は教習中から少しずつそろえられます。
『免許だけでどのくらい?』という方も多いですよね。大型二輪の教習時限は、持っている免許によって法令で最短の数が決められています。
| 持っている免許 | MTの技能 | ATの技能 | 学科 |
|---|---|---|---|
| 免許なし(原付だけも含む) | 36時限 | 29時限 | 26時限 |
| 普通自動車免許など | 31時限 | 24時限 | 1時限 |
| 普通二輪免許 | 12時限 | 9時限 | 0時限 |
教習料金の例
大阪府のある教習所の公開料金(税込・2026年10月に確認)では、MTの大型二輪は次のとおりです。教習所や地域、時期で変わるので、あくまで例として見てください。
| 持っている免許 | MTの大型二輪の料金表の額 |
|---|---|
| 免許なし | 264,000円 |
| 普通自動車免許など | 172,700円 |
| 普通二輪MT | 94,600円 |
北海道のある教習所では、普通自動車免許ありのMTを249,260円と公開していました(同じく2026年10月に確認)。同じ条件でも、教習所によってこれだけ違うことがあるんです。
料金表の額のほかに、延長や再検定の追加料金がかかることもあります。費用の内訳の考え方は大型二輪免許の費用で詳しく紹介しています。
MTかAT限定かでも予算は変わります
同じ持っている免許なら、AT限定の大型二輪の方が技能教習の時限数は少なくなります。ただ、後からMTにも乗りたくなると、限定解除の費用が別にかかります。
| 普通二輪MTを持っている人の進み方 | 北海道のある教習所の料金表の額(税込・2026年10月に確認) |
|---|---|
| 最初からMTの大型二輪 | 128,920円 |
| AT限定の大型二輪 | 110,440円 |
| AT限定からMTへの限定解除 | 87,780円 |
この例だと、AT限定で取ってから限定解除をすると、最初からMTで取るより多くかかります。乗りたいバイクがMTかATかを先に決めてから、予算を組んでみてください。
合宿で取る場合の予算
合宿で取る方は、宿泊や食事が料金に含まれていることが多いです。ある合宿免許の申込サイトでは、普通二輪MTを持っている人の大型二輪の料金の目安を「10万円台〜10万円台後半」と案内しています(2026年10月時点の掲載)。
時期によって料金は大きく変わるので、休みを取れる時期と合わせて比べておきましょう。
試験場の手数料
教習所を卒業した後は、住所地の試験場で手数料を払います。東京都の例では、運転免許証だけの場合で4,200円です(2025年3月24日以降の額)。
ほかの道府県の額は、住所地の試験場の案内で確かめておきましょう。
装備は教習中からそろえられます
大型二輪の運転者は、乗車用ヘルメットをかぶる決まりがあります。教習で使ったヘルメットやグローブを、そのまま公道でも使う方もいます。
- 乗車用のヘルメット
- グローブ
- 体を守るジャケットやプロテクター
- くるぶしまで隠れる靴
- レインウェア
装備は、選ぶ物によって値段の幅がとても大きいです。予算の中で、ヘルメットとグローブを先に決めて、残りは後から買い足していく考え方もありますよ。
選び方は大型二輪のヘルメットと装備の選び方で紹介しています。
バイク本体の予算の考え方
乗り出しまでの総額でいちばん大きくなりやすいのが、バイク本体です。新車か中古か、どんなタイプかで値段の幅が大きいので、先に「上限の額」を決めてから探すのがおすすめです。
『大型バイクって、いくらくらいで買えるんだろう?』と気になりますよね。値段は新車か中古か、タイプや年式で大きく変わるので、この記事では金額を決めつけずに考え方をお伝えします。
予算から選ぶ時の順番
- 免許と装備の後に、いくら残るかを出す
- 今のバイクを売るなら、その手取りを足す
- 保険と税の初年度分を差し引く
- 残った額を、バイク本体の上限にする
- 上限の中で、新車と中古の両方を見てみる
上限を先に決めておかないと、販売店で見るうちに予算を超えた1台に目が行ってしまうこともあります。新車と中古の考え方は大型二輪のバイクの値段で詳しく紹介しています。
新車と中古で変わること
| 比べる点 | 新車 | 中古 |
|---|---|---|
| 本体の値段 | 高くなりやすい | 年式や状態で幅がある |
| 状態の分かりやすさ | 分かりやすい | 1台ずつ確かめる必要がある |
| 車検の時期 | 初回は3年後 | 残っている車検の期間で変わる |
| 重量税 | 年数の経過による上乗せなし | 13年・18年を過ぎると上がる |
中古を選ぶ時は、車検がどれだけ残っているかも見ておきましょう。車検の残りが少ないと、買ってすぐに車検の費用がかかることもあるんです。
中古の選び方は、中古の大型バイクの選び方でチェックリストにしています。
例えばこんな場面なら
普通二輪から乗り換える方で、免許代を払った後に手元に残るお金が少ない場合を考えてみます。この時は、今のバイクの手取りが、そのまま次の1台の上限を決めることになりますよね。
『あと少し足せば、もっと良い1台が買えるのに』と思うこともあるはずです。そんな時は、買う時期を少し先にずらして、貯める期間を作るのも一つの方法ですよ。
保険・税・車検のお金
大型バイクは250ccを超えるので、道路運送車両法では「小型二輪車」に入り、車検があります。買った時だけでなく、毎年の税と、車検のたびの費用も予算に入れておきましょう。
『バイクを買ったら終わり』と思っていると、ここで慌てがちです。実は、乗り続けるためのお金も、時期ごとにやってきます。
金額の例
| 項目 | 金額の例 | 補足 |
|---|---|---|
| 軽自動車税(年額) | 6,000円 | 東京都港区の二輪の小型自動車。毎年4月1日の所有者に課税 |
| 自賠責保険 24か月 | 8,760円 | 2026年10月31日までに始まる契約 |
| 自賠責保険 24か月 | 9,640円 | 2026年11月1日以降に始まる契約 |
| 自賠責保険 36か月 | 10,490円 | 2026年10月31日までに始まる契約 |
| 自賠責保険 36か月 | 11,510円 | 2026年11月1日以降に始まる契約 |
| 自動車重量税 2年 | 3,800円 | 車検時・自家用でエコカー減免なしの例 |
自賠責保険料は、2026年11月1日以降に始まる契約から引き上げになっています。バイクを買う時期が10月末をまたぐなら、どちらの額になるかを確かめておきましょう。
車検の時期
大型バイクの車検は、初回が3年、2回目以降は2年ごとです。中古で買った場合は、車検証に書かれた有効期間を見ておくと、次の車検の時期が分かります。
1年目と2年目以降で変わること
| 時期 | 主にかかるもの |
|---|---|
| 買った年 | 本体と諸費用、自賠責保険、任意保険 |
| 次の4月1日 | 軽自動車税(その日の所有者に課税) |
| 新車なら3年後 | 初めての車検、重量税、自賠責保険 |
| その後2年ごと | 車検、重量税、自賠責保険 |
軽自動車税は、毎年4月1日の所有者にかかります。買った時期によっては、最初の税の支払いがすぐに来ることもあるので、時間軸表に書き込んでおきましょう。
任意保険は、年齢や補償の内容で額が変わります。入る保険の考え方は大型バイクの自賠責保険と任意保険、維持費の全体は大型バイクの維持費で紹介しています。
軽自動車税の税率は市区町村が決めています。ここでは東京都港区の例を載せているので、自分の住む市区町村の額も確かめておきましょう。
今のバイクを売って予算に回す判断表
今乗っているバイクや使っていないバイクがあるなら、売って予算に回すか、乗り続けるかで総額が大きく変わります。乗り換えの予定があるなら、先に手取りを確かめてから次の1台を決めるのがおすすめです。
大型二輪を目指す方の多くは、普通二輪からの乗り換えですよね。『今のバイクを売ったら、いくらになるんだろう?』と気になっている方もいるはずです。
状況別の判断表
| 今の状況 | 向いている動き方 | 予算への影響 |
|---|---|---|
| 普通二輪に乗っていて、大型に乗り換える予定 | 今のバイクを売って資金にする | 買取の無料査定で手取りを確かめてから、次の1台の上限を決める |
| 家に乗っていないバイクがある | 売るか置いておくかを決める | 売れば予算に足せ、税や保険の負担も減る |
| 今のバイクに乗り続けて大型を足す | 2台持ちの維持費を見込む | 税・保険・車検が2台分になる |
| バイクは持っていない | 免許代とバイク代を分けて貯める | 時間軸表どおりに用意する |

売る順番の考え方
教習中も今のバイクで練習したいなら、大型二輪免許を取ってから売る方が安心です。一方で、あまり乗っていないなら、早めに査定を受けて手取りを確かめる方法もあります。
査定額は、車種・年式・状態・時期で変わります。数字が分かると、バイク本体の上限が決まり、探す範囲がぐっと絞れるんです。
- 車検証と自賠責保険の証明書がそろっているか
- スペアキーや取扱説明書が残っているか
- 外した純正部品が家に残っていないか
- 次のバイクの納車まで、移動の足をどうするか
書類や付属品がそろっていると、売る手続きも落ち着いて進められます。売る時に必要な書類は、大型バイクを売る時に必要な書類と準備で紹介しています。
乗り換えの段取りは普通二輪から大型バイクへ乗り換える手順で、売り先の選び方は大型バイクの買取で紹介しています。
乗り続けるなら維持費の見直しを
2台持ちにすると、軽自動車税や保険も2台分になります。乗る回数が片方に偏りそうなら、1年後にどちらを残すかを先に決めておくと迷いません。
家族とは、こんな会話になるかもしれませんね。
「大型を買っても、今のバイクも残しておきたいんだけど」
「2台分の税金と保険、毎年払える?」
大型に乗り換える予定で今のバイクがあるなら、いくらになるかを先に確かめておくと、次の1台の予算が立てやすくなります。
バイク買取マッスル
大型に乗り換える前に、今のバイクがいくらになるか確かめてみませんか
今の普通二輪や乗らなくなったバイクがあるなら、バイク買取の無料査定サービスで今の値段を確かめる方法があります。売るかどうかは査定額を見てから決められます。
無料バイクの無料査定を申し込む(バイク買取サービスの公式サイトに移動します)
大型二輪の予算で、よくある相談
よくあるのは「一発試験だと予算はいくらか」「今のバイクを残すか売るか」「限られた予算で大型を買えるか」の相談です。どれも、時間軸で並べて、今のバイクの扱いを決めると答えが見えてきます。
ここでは、Yahoo!知恵袋などでよく見かける大型二輪の予算の相談を、内容を要約して紹介します。
相談1 一発試験の予算はどのくらい?
「大型二輪を一発試験で取りたい。1回では受からないだろうし、練習用の大型バイクもないので、予算がどのくらいになるか知りたい」という相談があります。
東京都の例では、試験場の手数料は運転免許証だけの場合で合計6,900円、取得時講習料が18,450円です。受け直すたびに、受験料2,800円と試験車使用料1,750円が足されます。
何回で受かるかは人によって違うので、総額は読みにくいんです。練習の場の費用も含めると、教習所で取る場合と並べて比べてみるのがおすすめです。
一発試験の流れは大型二輪の一発試験とはで紹介しています。
相談2 大型を取るか、その予算で400ccのまま乗り換えるか
「今400ccのバイクに乗っていて、大型二輪を取って大型に乗るか、その予算を回して400ccの別のバイクにするか悩んでいる」という相談もよく見かけます。
普通二輪を持っている方なら、MTの大型二輪の技能教習は12時限で済みます。免許代は、いきなり取る人より抑えやすい立場にいるんです。
一方で、大型に乗り換えると、車検や税の面でも400ccとの違いが出てきます。乗りたいバイクがはっきりしているなら、免許代とバイク代を時間軸表に書いてみて、無理なく払えるかで決めてみてください。
相談3 少ない予算でも大型は買える?
「大型二輪で、予算が限られているとどんなバイクしかないのか」という相談もあります。限られた予算で探す時は、中古が中心になりますよね。
ただ、本体が安く見えても、車検の残りが少なかったり、整備にお金がかかったりすることもあります。本体の値段だけで決めず、乗り出しまでの総額で比べるのがおすすめです。
販売店では、こんなふうに聞いてみると総額がつかみやすくなります。
「本体のほかに、乗り出しまでにかかる費用を全部入れるといくらですか?」
「車検はいつまで残っていて、次の車検ではどんな整備が要りそうですか?」
総額で比べれば、本体が少し高くても、結果として安く乗り出せる1台が見つかることもありますよ。
よくある質問
大型二輪の予算は、何から決めればいいですか?
まずは免許の教習料金から見積もるのがおすすめです。持っている免許で時限数が決まるので、通える教習所の料金表で自分の欄を確かめ、そのあと装備、バイク本体、保険と税の順に足していきます。
バイク本体はいつ買うのがいいですか?
免許を取ってから買うと、無駄な出費が少なくなります。教習中に買うと、免許が取れるまで乗れない期間の保険や税もかかるので、納車の時期と免許を取る時期をそろえて考えてみてください。
大型バイクの税金はいくらですか?
軽自動車税は市区町村が決めていて、東京都港区の例では二輪の小型自動車で年6,000円です。毎年4月1日の所有者にかかります。
自賠責保険はいつ入るといいですか?
バイクを買って乗り始める時に入ります。2026年11月1日以降に始まる契約から保険料が上がっているので、どちらの時期の契約になるかを確かめておきましょう。
今のバイクは免許を取る前に売った方がいいですか?
教習中も練習で乗りたいなら、免許を取ってから売る方が安心です。あまり乗っていないなら、早めに査定を受けて手取りを確かめ、予算に入れておく方法もあります。
まとめ
- 大型二輪の予算は、免許・装備・車両・保険と税の順に、払う時期で並べて組み立てる
- 教習料金は持っている免許で変わり、同じ条件でも教習所で幅がある
- バイク本体は、免許と装備と保険の後に残る額から上限を決める
- 大型バイクは車検があり、税と自賠責も時期ごとにかかる
- 乗り換え予定なら、今のバイクの査定で手取りを確かめてから次の1台を決める





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