大型二輪の初心運転者期間|初心者マークは要る?

大型二輪の初心者が知っておきたい初心運転者期間と初心者マーク、二人乗りの決まりを紹介する記事のアイキャッチ

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大型二輪の免許を取ったばかりだと、『初心者マークは貼らないといけないの?』『初心者のうちにやってはいけないことは?』と気になりますよね。

結論から言うと、大型二輪の初心者に初心者マークの表示義務はありません。ただ、初心運転者期間と二人乗りの条件は、二輪にもしっかり関わってきます。

この記事を読めば、普通二輪から上げた人といきなり大型を取った人で、いつから何ができるのかが分かります。

目次

大型二輪の初心者に関わる決まりは3つ

先に結論

免許を取った後に気にしておきたいのは「初心運転者期間」「初心者マーク」「二人乗りの条件」の3つです。このうち二輪に表示義務がないのは初心者マークだけで、残りの2つは大型二輪にも関わります。

『免許を取ったら、あとは自由に走れる』と思う方も多いはずです。実は、免許を取った直後にはいくつか決まりがあるんです。

特に二人乗りは、普通二輪を持っていた期間によって答えが変わります。まずは全体を表で見ておきましょう。

大型二輪の初心者に関わる初心運転者期間・初心者マーク・二人乗りの3つの決まりをまとめた図解
決まり大型二輪の初心者への関わり根拠
初心運転者期間免許を受けた日から通算1年までの期間。違反が基準に当たると再試験の対象道路交通法 第100条の2
初心者マーク表示義務の条文は準中型・普通自動車が対象で、二輪車には規定がない道路交通法 第71条の5
一般道の二人乗り免許の期間が通算1年に達しないと不可(普通二輪の期間で除外あり)道路交通法 第71条の4
高速道路の二人乗り20歳未満、または免許の期間が通算3年に達しないと不可道路交通法 第71条の4

免許証のどこを見れば取った日が分かるかは、大型二輪の免許証の見方で紹介しています。

初心運転者期間とは?いつからいつまで

ここが大事なところです

初心運転者期間は、普通二輪・大型二輪・原付などの免許を受けた日から、通算1年に達するまでの期間です。この間の違反が決められた基準に当たると、再試験の対象になります。

『初心者の期間って、車の免許だけの話じゃないの?』という声もよく聞きます。ただ、二輪の免許も対象に入っているんです。

再試験に当たる違反の点数の基準は、ここでは数字を出しません。気になる方は、住所地の運転免許試験場や警察の公式案内で確かめてみてください。

「通算」の数え方で気をつけたいこと

期間は「通算」で数えます。二人乗りの条文では、免許の効力が停止されていた期間は数えないとされています。

例えばこんな場面を考えてみてください。取った後に免許停止の期間があった人は、カレンダーの1年と、数え方の1年がずれることもあるんです。

普通二輪を持っている人の数え方

普通二輪を長く持っている人が大型二輪を取った時、初心運転者期間がどう数えられるかは、条文の細かい読み方が関わります。

ここは自己判断せず、免許を受け取る試験場で聞いてしまうのが早道です。卒業後の手続きの流れは大型二輪の教習所卒業後の手続きで確かめておきましょう。

補足

免許を失効した後に取り直した人など、別の数え方が当てはまる場合もあります。自分がどれに当たるかは、試験場の窓口で確かめると安心です。

乗らない日も期間は進む

初心運転者期間は、免許を受けた日から数えます。週末しか乗らない人でも、冬の間バイクを置いている人でも、期間の数え方は変わりません。

あまり乗っていないから初心者の期間がまだ残っている、と考えるのは少し違うんです。逆に、乗る回数が少ない人ほど、期間が終わっても慣れていないことがありますよね。

初心運転者期間に意識したいこと
  • 免許を受けた日をメモしておく
  • スピードの出しすぎや信号無視をしない
  • 違反の通知が来たら内容と期限を確かめる
  • 再試験の基準は試験場や警察の案内で確かめる

初心者マークは貼らないといけない?

先に結論

二輪車には、初心者マークの表示義務の規定がありません。表示義務の条文は準中型自動車・普通自動車を対象にしているからです。

『車みたいにマークを貼らないと捕まる?』と心配になりますよね。結論から言うと、大型二輪で初心者マークを貼らなくても、表示義務の違反にはなりません。

ただ、義務がないからといって、初心者であることに変わりはありません。周りに知らせる手段がない分、自分の走り方で余裕を持つことが大事なんです。

表示義務がないこと
  • 車体に貼る場所を探さなくていい
  • 貼り忘れで困ることがない
  • 免許を取った翌日から普段どおり走れる
その分気をつけたいこと
  • 周りの車は初心者だと気づかない
  • 車間を空けてくれるとは限らない
  • 自分から距離と速度に余裕を持つ必要がある

マークの代わりにできること

表示義務がない分、周りにこの人は慣れていないなと気づいてもらう方法は限られます。だからこそ、自分から余裕を作るのがいちばんの対策です。

例えば、交差点の手前では早めにウインカーを出す。車の後ろにぴったり付かず、前の車との間を広めに取る。こうした小さな積み重ねが、初心者のうちの安心につながります。

上げ方別に見る「いつから何ができる」時間軸

先に結論

同じ大型二輪の初心者でも、普通二輪を持っていた期間で二人乗りの解禁時期が変わります。普通二輪で1年(高速は3年かつ20歳以上)を満たしていれば、大型を取った直後でも二人乗りができます。

ここは、二人乗りの条文を時間の流れで並べ直してみました。『自分はいつからタンデムできるの?』という疑問に、上げ方ごとに答えています。

あなたの上げ方一般道の二人乗り高速道路の二人乗り
普通二輪を1年以上持ってから大型を取った大型を取った直後からできる普通二輪の期間が3年以上かつ20歳以上なら直後からできる
普通二輪を持って1年未満で大型を取った政令の通算に当てはまれば、普通二輪と大型二輪の期間を通算して1年でできる同じく通算3年、かつ20歳以上でできる
普通二輪なしで、いきなり大型を取った大型二輪の期間が通算1年に達してから大型二輪の期間が通算3年、かつ20歳以上になってから
普通二輪を持たず、20歳未満で大型を取った大型二輪の期間が通算1年に達してから20歳になり、かつ期間が通算3年に達してから
普通二輪からの上げ方別に、一般道と高速道路の二人乗りがいつからできるかを時間軸で示した図解

法律の本文には、普通二輪の期間と大型二輪の期間を足し合わせる規定はありません。ただ、政令に「大型を受けた日の前6月以内に二輪免許を受けていた人は、過去の期間と大型の期間を通算できる」という除外があるんです。

2段目の行は、この政令の除外を使った場合の目安です。自分が当てはまるかは、試験場で確かめておくと安心です。

例えばこんな場面で当てはめてみる

表だけだと分かりにくいので、よくある3つの場面で考えてみましょう。

  • 普通二輪を2年乗ってから大型を取った人は、一般道の二人乗りは大型を取った直後からできます。高速道路は、普通二輪の期間が3年に届いていないので、まだできません
  • 車の免許だけ持っていて、いきなり大型を取った人は、一般道も高速道路も、大型二輪の期間で数えます
  • 普通二輪を取ってすぐ大型に上げた人は、政令の通算に当てはまるかで答えが変わります

「大型を取ったし、今度の連休は高速で二人乗りしよう」「その前に、自分の期間がどれに当てはまるか見ておこう」。こんな確認を一度しておくと、出発してから慌てずに済みます。

二人乗りの細かいルールは大型二輪で二人乗りはいつから?で、高速道路の注意点は大型二輪で高速道路を走るにはで詳しく紹介しています。

よくある勘違い

『大型を取ったら、期間はゼロから数え直し』と思い込んでいる方もいます。普通二輪を1年以上持っていれば、一般道の二人乗りは大型を取った直後からできます。逆に、通算の扱いを自己判断で決めてしまうのも危ないので、迷ったら試験場で確かめておきましょう。

最初の1年、大型二輪の初心者が気をつけたいこと

先に結論

免許を取った後の1年は、違反をしないことと、自分のペースで大型に慣れることがいちばん大事です。高速道路の法定最高速度は、大型自動二輪車も100km/h(標識があればそれに従う)です。

教習所のコースと公道では、走る速さも周りの車の数も違いますよね。最初は思ったより重い、曲がる時に怖いと感じるのも自然なことです。

ここでは、最初の1年で意識しておきたいことをチェックリストにまとめました。

最初の1年のチェック
  • 出発前にヘルメットのあごひもを締めているか確かめる
  • 慣れた道と短い距離から走り始める
  • 車間距離を教習所の時より広めに取る
  • 疲れた時は早めに休憩する
  • 二人乗りは解禁時期を確かめてから考える

例えばこんな会話もよくあります。「せっかく大型を取ったし、来週は高速で遠出しよう」「最初は近場で、高速は慣れてからにしよう」。後者のように、少しずつ距離を伸ばす方が気持ちにも余裕が出ます。

乗るバイクで迷っているなら、大型二輪のバイクの選び方も参考にしてみてください。

大型に乗り換えるなら、家にある使っていないバイクや今の普通二輪がいくらになるかを先に確かめておくと、次の1台の資金を考えやすくなります。

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よくある相談:大型二輪の初心者の悩み

先に結論

初心者の悩みで多いのは「どのバイクなら扱えるか」と「この年齢で大丈夫か」です。どちらも、車種や年齢そのものより、自分の慣れ方とペースで考えると答えが見えてきます。

ここでは、大型二輪の初心者からよく寄せられる相談を、要約して紹介します。

取ったばかりで大排気量のスポーツタイプは危ない?

免許を取ったばかりで、大排気量のスポーツタイプに乗るのは危険かという相談です。お店の人に「初心者にはおすすめしない」と言われた、という声もありました。

せっかくなら乗りたいバイクに乗りたい、という気持ちは自然です。ただ、出力が大きいバイクほど、アクセルの開け方ひとつで反応が変わります。

乗ると決めたなら、最初は低い速度域で操作に慣れる時間を長めに取ってみてください。乗るかどうかは、試乗や足つきの確認をしてから決めても遅くありません。

初心者が初めて乗る大型は、どれが扱いやすい?

初めての大型として、どれがいちばん扱いやすいかという相談もよくあります。

この記事では車種の順位は付けません。代わりに、重さ・足つき・ハンドルの高さを、実際にまたがって確かめるのがおすすめです。

普通二輪を持っている60代、大型に挑戦するのは無謀?

還暦を迎えて、普通二輪を持っている人が大型二輪に挑戦するのは無謀か、という相談です。

警察の案内で受験資格として示されている年齢は、18歳以上という下限です。視力などの適性の基準を満たし、教習で体力と相談しながら進める人もいます。

補足

引き起こしや取り回しが不安な方は、教習の最初に練習する時間を取ってもらえないか、教習所に相談してみてください。

よくある質問

大型二輪の初心者は初心者マークを貼らないといけませんか?

二輪車には初心者マークの表示義務の規定がありません。表示義務の条文は準中型自動車・普通自動車が対象です。

初心運転者期間は大型二輪にもありますか?

あります。普通二輪・大型二輪・原付などの免許を受けた日から通算1年に達するまでが初心運転者期間で、違反が基準に当たると再試験の対象になります。

大型二輪を取ってすぐ二人乗りできますか?

普通二輪を持っていて、その期間が通算1年以上なら一般道では大型を取った直後からできます。高速道路は普通二輪の期間が3年以上かつ20歳以上が条件です。

普通二輪の期間と大型二輪の期間は足せますか?

法律の本文には足し合わせる規定はありませんが、政令で、大型を受けた日の前6月以内に二輪免許を受けていた人は過去の期間と通算できる除外があります。当てはまるかは試験場で確かめてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 大型二輪の初心者に、初心者マークの表示義務はない
  • 初心運転者期間は免許を受けた日から通算1年までで、二輪も対象
  • 二人乗りの解禁は、普通二輪を持っていた期間で変わる
  • 期間の通算は政令の除外で認められる場合があり、試験場で確かめる
  • 最初の1年は違反をせず、自分のペースで大型に慣れる
大型二輪ドットコム

大型二輪ドットコム 編集部

大型二輪(大型自動二輪)免許の取り方・費用・教習の流れから、普通二輪からのステップアップ、免許を取った後のバイク選び、乗り換えや手放し方まで、大型二輪にまつわる疑問を整理している情報サイトです。 公式サイト

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