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大型二輪の免許を取った、または取る予定で、『最初の大型バイクは何を選べばいいんだろう』と迷っている方も多いですよね。種類が多すぎて、どこから見ればいいか分からなくなるものです。
結論から言うと、初めての大型二輪のバイクは「足つき」「重さ」「使い方」「維持費」の4点で候補を絞ると、大きな失敗を避けやすくなります。見た目や憧れは、その後で決めても遅くないんです。
この記事を読めば、4点の判定表で自分に合う大型バイクの候補を絞り、今のバイクを売るか残すかまで決められるようになります。
大型二輪のバイク選びは4つの点で絞る
初めての大型は、足つき、重さ、使い方、維持費の4点で候補を絞りましょう。4点すべてで「不安がない」と言える1台が、長く乗れる相棒になりやすいです。
『かっこいいバイクを選びたいけど、乗りこなせるかな』と心配する気持ち、よく分かります。実は、初めての大型で後悔しやすいのは、見た目よりも扱いやすさの見落としなんです。
大型二輪のバイクは、総排気量が400ccを超える二輪です。大型二輪免許があれば排気量の上限なく乗れるので、選べる範囲がとても広くなります。
| 見る点 | 確かめ方 | 合格の目安 | 不安が残る時 |
|---|---|---|---|
| 足つき | 販売店でまたがる | 片足でしっかり支えられる | シートの低いタイプも見る |
| 重さ | 押して歩き、向きを変える | 少し傾いても支えられる | 軽めのタイプも比べる |
| 使い方 | いちばん多い使い方を決める | 使い方とタイプが合う | 相性表で選び直す |
| 維持費 | 税・保険・車検を足す | 毎年払っても無理がない | 予算の上限を下げる |

1 足つき
停止の時に片足でしっかり支えられるかが、最初の目安です。両足がべったり着かなくても、支える足を決めておけば落ち着いて止まれます。
足つきは、シートの形やサスペンションの調整、靴でも変わります。気になる1台があれば、販売店で調整の相談ができるかも聞いてみてください。
販売店では、こんなふうに聞いてみると話が早く進みます。
「初めての大型なので、足つきが楽な候補をいくつか見せてもらえますか?」
2 重さ
大型二輪の試験に使うバイクは、富山県警の基準で車両重量200キログラム以上とされています。市販の大型バイクも、普通二輪のバイクより重いものが多いですよね。
重さは、走っている時よりも止まっている時や押している時に効いてきます。駐車場で向きを変える、少し坂になった場所から出す、といった場面を思い浮かべて確かめてみましょう。
試乗できる機会があれば、ぜひ使ってみてください。走り出しやUターン、止まる時の感覚は、またがるだけでは分からないことも多いんです。
3 使い方
通勤や街乗りなのか、休日のツーリングなのか、二人乗りが多いのかで、向くタイプは変わります。いちばん多い使い方を1つに決めると、候補がぐっと絞れます。
| いちばん多い使い方 | 候補にしやすいタイプ |
|---|---|
| 通勤・街乗り | ネイキッド、ビッグスクーター |
| 日帰りのツーリング | ネイキッド、クラシック |
| 泊まりがけの長距離 | ツアラー、アドベンチャー |
| 二人乗りの旅 | ツアラー、アメリカン |
| 峠道を走る | ネイキッド、スポーツ |
表はあくまで目安です。同じタイプでも車種で乗り味は違うので、候補を2つほどに絞ったら実車で比べてみましょう。
タイプごとの特徴と使い方の相性は、大型二輪免許で乗れるバイクで紹介しています。
4 維持費
大型バイクは、道路運送車両法ではすべて250ccを超える「小型二輪車」に入ります。車検は初回3年、2回目以降は2年ごとです。
| かかるもの | 内容 |
|---|---|
| 軽自動車税 | 港区の例で年6,000円(毎年4月1日の所有者) |
| 自賠責24か月 | 2026年10月31日までに始まる契約で8,760円、11月1日以降で9,640円 |
| 自動車重量税(車検時) | 運輸支局の税額表で2年分3,800円(13年経過・18年経過で上がる) |
| 任意保険・整備・消耗品 | 人や使い方で変わる |
重量税の額は少し前の資料の値なので、実際の額は車検を受ける時の案内で確かめてみてください。維持費の詳しい内訳は大型バイクの維持費で紹介しています。
初めての大型で迷いやすいポイント
新車か中古か、MTかATか、排気量はどのくらいか。初めての大型で迷いやすい3つの点を、判断のしかたと一緒に見ていきます。
『どれも決めきれなくて、販売店に行くのをためらってしまう』という方もいるはずです。迷いやすい点を先に整理しておくと、店頭で聞くことがはっきりします。
新車か中古か
新車は、状態の心配が少なく、保証が付くことが多いのが良さです。中古は、同じ予算で選べる幅が広がる一方で、状態の見極めが大事になります。
- 前の持ち主の使い方を気にしなくていい
- 保証が付くことが多い
- 初回の車検まで3年ある
- 本体の値段が高くなりやすい
- 納車まで時間がかかることもある
- 立ちごけで傷がつくと気になりやすい
中古を選ぶ場合は、次の点を見ておきましょう。
- 車検がいつまで残っているか
- 整備の記録が残っているか
- 転倒の跡やオイルのにじみがないか
- タイヤやブレーキなど消耗品の減り具合
中古の大型バイクの見方は中古の大型バイクの選び方で詳しく紹介しています。
MTかATか
持っている免許がAT限定なら、選べるのはATの二輪車だけです。AT限定の大型二輪は、2019年12月1日から排気量の上限がなくなり、ATなら排気量に関係なく乗れます。
MTの免許を持っていても、ATのバイクを選ぶのは自由です。『街乗りが多くて、クラッチ操作が面倒』という人には、ATのビッグスクーターも候補になります。
| あなたの免許 | 選べるバイク | 考え方 |
|---|---|---|
| MTの大型二輪 | MTもATも選べる | 使い方で決める |
| AT限定の大型二輪 | ATの二輪車だけ | クラッチレバーの有無を確かめる |
AT限定の方が気になるMTのバイクを見つけた時は、限定解除の教習を受ける方法もあります。
排気量は大きいほどいい?
排気量が大きいほど力に余裕が出る一方で、車体も重く大きくなる傾向があります。初めての大型で、いきなりいちばん大きい排気量を選ぶ必要はありません。
例えばこんな場面です。高速道路で追い越しをする時、余裕のある排気量だと楽に感じます。でも、毎朝の駐輪場での取り回しでは、軽い車体の方がずっと楽なんです。
憧れだけで大きく重い1台を選び、取り回しが怖くて乗る回数が減ってしまうケースです。最初の大型は、足つきと重さで不安がない1台を選んでおくと、長く楽しめます。
乗り出しまでの予算の考え方
大型二輪のバイクの予算は、本体の値段だけでなく、乗り出しまでにかかる費用と、毎年の維持費まで含めて考えましょう。総額で比べると、本当に買える1台が見えてきます。
『本体の値段だけ見て決めたら、思ったより高くついた』という声はよく聞きます。乗り出しまでには、本体以外にもいくつかの費用がかかるんです。
| 費用の種類 | 中身の例 | いつ払う |
|---|---|---|
| 本体 | バイクそのもの | 購入時 |
| 税と保険 | 重量税・自賠責保険・任意保険 | 購入時と更新時 |
| 手続き | 登録や名義の手続きの代行 | 購入時 |
| 整備 | 納車前の点検や消耗品の交換 | 購入時 |
| 装備 | ヘルメット・グローブ・ブーツ・ジャケット | 購入前 |
| 毎年の費用 | 軽自動車税・保険・消耗品 | 毎年 |
販売店では、こんなふうに聞いてみると総額がつかみやすくなります。
「本体のほかに、乗り出しまでにかかる費用を全部入れるといくらですか?」
「車検はいつまで残っていて、次の車検ではどんな整備が要りそうですか?」
値段の考え方は大型二輪のバイクの値段で、免許からバイクまでの総額の組み立て方は大型二輪の免許とバイクの予算で紹介しています。
予算の上限を決める順番
- 装備にかかる費用を先に取っておく
- 毎年の維持費が無理なく払えるかを確かめる
- 今のバイクを売るなら、その手取りを確かめる
- 残った額から本体と乗り出し費用の上限を決める
例えばこんな場面です。装備をそろえ、毎年の維持費を引いた後で、今のバイクの手取りを足してみる。すると『本体はここまでなら無理がない』という線が、数字で見えてきます。
今のバイクがある方は、その手取りが分かると上限がぐっと決めやすくなります。次の章で、売るか残すかの考え方を見ていきましょう。
今のバイクを売るか残すかの判断表
普通二輪から大型へ乗り換えるなら、今のバイクを売るか残すかで予算が大きく変わります。乗り換え予定で今のバイクがあるなら、買取の無料査定で手取りを確かめてから次の1台を決めるのがおすすめです。
『今のバイクも気に入っているし、手放すか迷う』という方も多いですよね。売るか残すかは、乗る回数と、2台分の維持費を払えるかで考えると決めやすくなります。
| あなたの状況 | おすすめの考え方 | 次にやること |
|---|---|---|
| 大型に乗り換える・今のバイクは使わなくなる | 売って次の1台の予算に回す | 買取の無料査定で手取りを確かめる |
| 教習中や納車まで今のバイクに乗りたい | 納車の時期に合わせて売る | 先に査定だけ受けて相場をつかむ |
| 街乗り用と旅用で2台を使い分けたい | 残して維持費を見直す | 税と保険を2台分で計算する |
| 大型はまだ様子見 | 今のバイクに乗り続ける | 維持費の見直しで乗りやすくする |
| 家に使っていないバイクがある | 乗らないなら手放す | 売るか廃車にするかを選ぶ |

売り先の考え方
バイクを手放す方法には、販売店の下取り、バイクの買取専門店、個人での売買などがあります。乗り換えの手間を減らしたいなら下取り、手取りを比べたいなら買取の査定、と使い分ける人もいます。
| 売り方 | 向く人 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 販売店の下取り | 乗り換えの手間を減らしたい | 手取りを他と比べにくい |
| バイクの買取専門店 | 手取りを確かめて比べたい | 査定の日程を合わせる |
| 個人での売買 | 手続きを自分で進められる | 名義変更や代金のやり取りに手間がかかる |
査定額は、車種・年式・状態・時期で変わります。数字が分かると、次の1台の上限が決まり、探す範囲がぐっと絞れるんです。
下取りと買取の違いは大型バイクの下取りと買取の違いで詳しく紹介しています。
- 250cc超なら車検証、250cc以下なら軽自動車届出済証
- 自賠責保険の証明書
- 鍵(スペアキーがあれば一緒に)
- 取扱説明書や外した純正部品
- 整備の記録が残っていればその控え
家族とは、こんな会話になるかもしれませんね。
「大型を買うなら、今のバイクはどうするの?」
「先に査定してもらって、その分を次のバイクの予算に入れるつもり」
大型に乗り換えるなら、今のバイクがいくらになるかを先に確かめておくと、次の1台の予算が立てやすくなります。
バイク買取マッスル
大型に乗り換える前に、今のバイクがいくらになるか確かめてみませんか
今の普通二輪や乗らなくなったバイクがあるなら、バイク買取の無料査定サービスで今の値段を確かめる方法があります。売るかどうかは査定額を見てから決められます。
無料バイクの無料査定を申し込む(バイク買取サービスの公式サイトに移動します)
名義の手続きも忘れずに
250ccを超えるバイクを売ったり譲ったりする時は、運輸支局で車検証の記載を変える手続きがあります。旧所有者は譲渡証明書を用意し、新しい所有者の住所を証する書面なども必要です。
手続きの手数料は無料と案内されていますが、ナンバーが変わる場合はナンバー代がかかります。買取店や販売店に売る場合は、手続きを代わりに進めてもらえるかも確かめておくと安心です。
2台持ちにするなら
2台持ちにする場合は、軽自動車税や保険も2台分になります。乗る回数が片方に偏りそうなら、1年後にどちらを残すかを先に決めておくと迷いません。
『街乗りは今のバイク、遠出は大型』と使い分けられれば、2台持ちも楽しい選択です。ただ、どちらかに乗らない月が続くなら、手放すタイミングを考えてみてください。
乗り換えの段取りは普通二輪から大型バイクへ乗り換える手順で、売る流れは大型バイクの買取で紹介しています。
大型二輪のバイク選びでよくある相談
知恵袋などに寄せられる、大型二輪のバイク選びにまつわる相談を3つ取り上げます。
相談1 限られた予算で乗り出せる大型バイクはある?
「大型二輪で、できるだけ少ない予算で乗り出せるバイクはないか」という相談です。予算が限られていると、中古が中心になりますよね。
ただ、本体が安く見えても、車検の残りが少なかったり、整備にお金がかかったりすることもあります。本体の値段だけで決めず、乗り出しまでの総額で比べるのがおすすめです。
今のバイクがあるなら、その手取りを予算に加えると選べる幅が広がります。
『安い1台を見つけたから、すぐ決めたい』と思った時ほど、車検の残りと整備の記録を確かめてから決めてみてください。後からかかる費用まで見えると、本当にお得かどうかが判断しやすくなります。
相談2 大型バイクは何年くらい乗れる?
「新車で買った大型バイクは、長く乗り続けられるのか」という相談もあります。何年乗れるかは、乗り方や保管のしかた、整備の受け方で大きく変わります。
決められた点検や車検をきちんと受け、消耗品を早めに替えていくことが、長く乗るための基本です。屋根のある場所に置くなど、保管の工夫も効いてきます。
なお、自動車重量税は、初度検査から年数がたつと上がる決まりです。運輸支局の税額表では、13年経過と18年経過で額が上がるとされているので、長く乗る予定なら頭に入れておきましょう。
相談3 免許を取ったばかり。おすすめの大型バイクは?
「大型二輪の免許を取ったばかりで、最初の1台に何を選べばいいか分からない」という相談です。おすすめを聞きたくなる気持ちは自然ですよね。
『先輩に勧められたバイクにしようかな』と考える方もいますよね。ただ、この記事では、車種のおすすめではなく、4点の判定表で絞る方法をおすすめしています。人によって体格も使い方も違うので、自分の条件で絞った1台が、いちばん後悔の少ない選び方です。
女性や小柄な方のバイク選びは、女性に合う大型バイクの選び方で、足つきと重さを中心に紹介しています。
買った後に知っておきたいルールと準備
大型バイクを買ったら、保険や二人乗りの決まりも確かめておきましょう。免許を取ったばかりの人は、初心運転者期間にも気をつけたいところです。
『納車されたら、すぐ友達を乗せて遠くまで行きたい』と思う方もいるかもしれません。ただ、二人乗りには免許を持っていた期間の条件があるんです。
| 決まり | 内容 |
|---|---|
| 初心運転者期間 | 免許を受けた日から通算1年まで |
| 一般道の二人乗り | 大型二輪免許を受けて通算1年から(普通二輪を今も持ち、通算1年以上なら除外) |
| 高速道路の二人乗り | 20歳以上で通算3年から(普通二輪を今も持ち、通算3年以上なら除外) |
| 高速道路の法定最高速度 | 時速100キロメートル(標識があればそれに従う) |
| ヘルメット | 運転者も後ろに乗せる人もかぶる義務 |
納車の前後で、やっておきたいことも並べておきます。
- 自賠責保険と任意保険の内容を確かめる
- 置き場所と盗難対策を用意する
- 近所の走り慣れた道で重さに慣れる
- 少しずつ距離と道の種類を広げる
二輪車には、初心者マークの表示義務の規定はありません。ただ、初心運転者期間中に一定の違反をすると再試験の対象になるので、慣れるまでは落ち着いて走りましょう。
最初の数回は、交通量の少ない時間帯を選ぶと落ち着いて慣れられます。無理をせず、自分のペースで大型の感覚をつかんでいきましょう。
よくある質問
初めての大型二輪のバイクは何を基準に選べばいいですか?
足つき、重さ、使い方、維持費の4点で候補を絞るのがおすすめです。販売店でまたがり、押して歩いて、不安がないかを確かめてみてください。
初めての大型は新車と中古のどちらがいいですか?
状態の心配を減らしたいなら新車、同じ予算で選べる幅を広げたいなら中古が向きます。中古は車検の残りや整備の記録も確かめておきましょう。
大型バイクの維持費には何がありますか?
軽自動車税、自賠責保険、任意保険、車検の費用と重量税、消耗品の交換などです。大型バイクは250cc超の小型二輪車なので、車検は初回3年、以降2年ごとです。
今のバイクは大型を買う前に売った方がいいですか?
教習中や納車まで乗りたいなら、納車の時期に合わせて売るのがおすすめです。先に査定だけ受けて手取りを確かめておくと、次の1台の予算が立てやすくなります。
まとめ
- 大型二輪のバイクは、足つき・重さ・使い方・維持費の4点で候補を絞る
- 新車か中古か、MTかATかは、予算と免許と使い方で決める
- 予算は本体だけでなく、乗り出し費用と毎年の維持費まで含めて考える
- 乗り換えるなら、今のバイクの査定で手取りを確かめてから次の1台を決める
- 納車後は二人乗りの条件や初心運転者期間も確かめておく





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