大型二輪の学科教習と学科試験|持っている免許別に必要な量

大型二輪の学科教習と学科試験を、持っている免許別に紹介する記事のアイキャッチ

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大型二輪の学科って、どのくらいあるのか気になりますよね。『学科がたくさんあったら仕事と両立できるかな』と心配している方もいるはずです。

結論から言うと、大型二輪の学科は、今持っている免許で量がまったく違います。何も持っていなければ26時限、車の免許があれば1時限、普通二輪があれば0時限です。

この記事を読めば、自分に必要な学科の量と、勉強の仕方、試験場の学科試験が要るかどうかが分かります。

目次

大型二輪の学科は持っている免許で量が変わる

先に結論

指定教習所での大型二輪の学科教習は、免許を何も持っていない人が26時限、普通免許などを持っている人が1時限、普通二輪免許を持っている人は0時限です。1時限は50分です。

学科の時限数は、道路交通法施行規則という法令で決められています。持っている免許で交通ルールをすでに学んでいる人ほど、学科が少なくなるしくみなんです。

今持っている免許大型二輪の学科教習大型二輪(MT)の技能教習(最短)
何も持っていない(原付だけを含む)26時限36時限
普通免許など車の免許1時限31時限
普通二輪(MT)0時限12時限
大型二輪の学科教習の量を、持っている免許別に26時限・1時限・0時限で並べた図解

『原付の免許を持っているから少し減るのでは』と思う方もいますよね。ただ、二輪の教習の表では、原付免許だけの人は「免許なし」と同じ扱いになります。

技能の時限は延びることもある

表の技能の時限は最短の数で、上達の様子によって延長されることがあります。学科の時限は、持っている免許で決まった数を受ける形です。

学科の量で通い方はどう変わる?

学科が26時限ある人は、技能と学科を組み合わせて予定を立てることになります。1時限や0時限の人は、ほとんど技能だけを考えればいいので、予定は立てやすいですね。

教習には「九月以内」に修了するという期限があります。学科が多い人は、早めに学科を進めておくと、あとで技能の予約に集中できますよ。

場面別の学科と技能の組み合わせ方

学科をどう入れるかは、通える時間帯によって考え方が変わります。技能教習は、法令で1日原則3時限まで(基本操作の段階は2時限まで)と決められているので、学科をすき間に入れるのがコツです。

通い方学科が26時限ある人学科が1時限・0時限の人
平日夜しか通えない社会人技能の前後に学科を1つずつ入れる技能の予約を先に押さえる
週末にまとめて通う学科を多めに入れて、早めに終わらせる1日の技能の上限を意識して予約する
学生の長い休み最初の数日で学科を一気に進める技能を続けて入れて感覚を保つ

例えば平日夜しか通えない場合は、「技能1時限+学科1時限」の日を作ると、学科だけのために通う日を減らせます。学科の時間割は教習所ごとに違うので、入校の時に確かめておきましょう。

持っている免許別の学科の中身と勉強の仕方

先に結論

免許なしの人は学科を一から学び、試験場の学科試験にも備えます。車の免許がある人は二輪ならではの所を1時限で押さえ、普通二輪がある人は学科の心配はほとんどいりません。

ここからは、持っている免許ごとに学科の中身と勉強の仕方を見ていきます。自分に当てはまる所だけ読んでも大丈夫ですよ。

免許を何も持っていない人:26時限

交通ルールを一から学ぶので、学科は26時限です。法令では、車や二輪の免許を持っていない人の二輪の学科には、応急救護処置の教習を3時限行うことも決められています。

免許なしの人の学科の進め方
  1. 入校したら、学科の時間割と予約の仕方を確かめる
  2. 技能の予約と重ならないように、学科を早めに進める
  3. 学科を受けたら、教本の同じ所をその日のうちに読み返す
  4. 教習所の効果測定や問題集で、間違えた所を見直す
  5. 卒業前に、試験場の学科試験に向けて総復習する

学科試験の合格基準は90%以上の成績です。『9割も取れるかな』と不安になるかもしれませんが、教本と問題集をくり返せば、出てくる言い回しに慣れてきます。

いきなり大型を目指す人の全体の流れは、免許なし・原付だけで大型二輪を取るで紹介しています。

普通免許など車の免許がある人:1時限

車の免許を持っている人の学科は1時限です。交通ルールの基本はすでに学んでいるので、二輪ならではの所を中心に学ぶ形になります。

車の免許がある人が押さえたい所
  • 二輪の二人乗りの条件(一般道と高速で違う)
  • 乗車用ヘルメットをかぶる決まり
  • 高速道路を走れる二輪の条件
  • 免許を取ってからの初心運転者期間

車の運転に慣れている人ほど、二輪の決まりを『車と同じだろう』と思い込みやすいんです。1時限だけだからこそ、聞き流さずに押さえておきましょう。

車の免許から大型二輪を取る流れは、普通免許ありで大型二輪を取るでまとめています。

普通二輪がある人:0時限

普通二輪免許を持っている人は、大型二輪の学科教習はありません。教習所では技能教習だけを受ける形になります。

学科がないぶん、技能の予約を詰めやすいのがうれしいところですね。とはいえ、大型二輪になって変わる決まり(二人乗りの条件など)は、自分で一度確かめておくと安心です。

例えばこんな会話が、入校の受付でよく交わされます。

「普通二輪を持っているんですが、学科は受けなくていいんですか?」

「大型二輪の学科教習はありません。技能の予約から始めましょう」

学科がない人は、入校した日から技能の予定づくりに集中できます。流れ全体は大型二輪の教習の流れで確かめてみてください。

試験場の学科試験は要る?要らない?

先に結論

運転免許試験場の学科試験は、普通免許など(原付・小型特殊を除く第一種免許)や普通二輪免許を持っている人は免除されます。何も持っていない人は、教習所を卒業したあとに試験場で学科試験を受けます。

知恵袋でも「教習所を卒業したら、免許センターで学科試験はないのでは?」という相談が見られます。これは、持っている免許によって答えが変わるところなんです。

今持っている免許試験場の学科試験
何も持っていない・原付だけ受ける
普通免許など(原付・小型特殊を除く第一種免許)免除
第二種免許免除
普通二輪免除

警視庁の二輪免許の案内では、学科試験が免除になる人としてこの免許が挙げられています。免除になるかどうかは、住所地の試験場の案内でも確かめておきましょう。

よくある勘違い

原付免許を持っていても、大型二輪の学科試験は免除になりません。原付だけの人は、教習所の学科も試験場の学科試験も「免許なし」と同じ扱いになります。

学科試験はどんな試験?

学科試験は、択一式または正誤式の筆記試験などで行われ、90%以上の成績で合格です。教習所の学科と教本の内容から出るので、教習で学んだことをくり返し確かめておけば備えられます。

試験の受け方や予約の仕方は、試験場によって違います。警視庁では二輪の学科試験は完全予約制で、受験日は平日だけと案内されています。

学科試験の前にやっておきたいこと

試験場の学科試験は、卒業してから受けるものです。卒業検定が終わってほっとしたあと、少し間があくと内容を忘れてしまうこともありますよね。

学科試験の前のチェック
  • 教習所の問題集で、間違えた問題だけをもう一度解く
  • 「〜しなければならない」「〜してもよい」の違いに気をつけて読む
  • 二輪ならではの決まりを、表にして見直す
  • 試験場の予約や受付時間を確かめておく

学科試験の問題は、言い回しの細かい違いで正誤が変わることがあります。『なんとなく合っていそう』で答えず、問題文を最後まで読むクセをつけておきましょう。

教習所に通わず試験場で直接受ける場合は、大型二輪の一発試験とはで流れを紹介しています。

二輪ならではの学科の覚えどころ

先に結論

学科で特に押さえたいのは、二人乗りの条件、ヘルメット、高速道路、初心運転者期間の4つです。車の免許を持っている人も、ここは二輪ならではの決まりです。

二輪の決まりは、免許を取ってからバイクに乗る時にそのまま関わってきます。学科のためだけでなく、公道で困らないためにも覚えておきたいところですね。

大型二輪の学科で押さえたい、二人乗り・ヘルメット・高速道路・初心運転者期間の4つの決まりをまとめた図解
決まり内容
一般道の二人乗り大型二輪免許を受けて通算1年に満たない人はできない(普通二輪の期間が1年以上あるなど、例外あり)
高速道路の二人乗り20歳未満、または大型二輪免許の期間が通算3年に満たない人はできない(例外あり)
ヘルメット運転する人も、乗せる人もかぶる
高速道路を走れる二輪総排気量125cc以下の普通二輪は走れない
初心運転者期間免許を受けた日から通算1年。違反が基準に当たると再試験の対象

二人乗りの例外は少し複雑です。例えば、普通二輪の免許を持っていて、その期間が通算1年以上ある人は、大型二輪を取った直後でも一般道の二人乗りができます。

『自分はいつから二人乗りできるの?』と迷ったら、大型二輪で二人乗りはいつから?を見てみてください。

教習と並行して考えておきたいこと

学科が進んで免許が見えてくると、『取ったら次はどのバイクに乗ろう』と考え始める方も多いですよね。家に使っていないバイクがあるなら、いくらになるかを先に知っておくと、次の1台の予算が立てやすくなります。

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よくある相談:大型二輪の学科

相談の多いテーマ

知恵袋では「学科試験はどこで受ける?」「普通免許があれば学科はない?」「普通免許用の参考書で勉強していい?」という相談がよく見られます。3つ取り上げます。

大型二輪の学科試験はどこで受ける?

「住んでいる県では、大型二輪の学科試験や講習をどこで受ければいいのか」という相談です。

学科試験は、住所地の都道府県の運転免許試験場で受けます。教習所の学科教習は教習所の中で受けるので、試験場に行くのは卒業したあとの手続きの時です。

普通免許があれば学科はない?

「普通免許を持っていると、大型二輪は学科がないと聞いた」という相談もあります。

正確には、教習所の学科教習は1時限あります。試験場の学科試験は、普通免許を持っていれば免除になります。

普通免許用の参考書で勉強していい?

「大型二輪の学科試験を自分で勉強したいが、普通免許用の参考書を使ってもいいか」という相談も見られます。

交通ルールの基本は共通する所が多いので、役に立つ部分はあります。ただ、二人乗りの条件やヘルメット、高速道路を走れる二輪の条件など、二輪ならではの所は二輪向けの教本や問題集で確かめておきましょう。

よくある質問

大型二輪の学科教習は何時限ですか?

何も持っていない人は26時限、普通免許などを持っている人は1時限、普通二輪免許を持っている人は0時限です。1時限は50分です。

原付免許を持っていると、学科は減りますか?

減りません。二輪の教習では、原付免許だけの人は「免許なし」と同じ扱いで、学科は26時限です。

大型二輪の学科試験の合格点は何点ですか?

学科試験は90%以上の成績で合格です。教習所の教本と問題集をくり返しておくと備えやすくなります。

学科の勉強はいつから始めればいいですか?

免許なしで学科が26時限ある人は、入校したらすぐ教習所の学科を進めるのがおすすめです。学科を受けた日に教本の同じ所を読み返すと、試験前の総復習が楽になります。

普通二輪を持っていたら、試験場で学科試験を受けますか?

受けません。警視庁の案内では、普通二輪免許を持っている人は大型二輪の学科試験が免除されます。住所地の試験場の案内でも確かめておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 大型二輪の学科教習は、免許なし26時限・車の免許あり1時限・普通二輪あり0時限
  • 原付免許だけの人は「免許なし」と同じ扱い
  • 試験場の学科試験は、普通免許などや普通二輪を持っていれば免除
  • 学科試験は90%以上で合格。教本と問題集のくり返しで備える
  • 二人乗り・ヘルメット・高速道路・初心運転者期間は二輪ならではの覚えどころ
大型二輪ドットコム

大型二輪ドットコム 編集部

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