普通免許ありの大型二輪免許の費用|なしの場合との違い

普通免許ありの大型二輪免許の費用と、免許なしの場合との違いを紹介する記事のアイキャッチ

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車の免許を持っていると、『大型二輪の費用は、免許なしの人よりどれくらい安くなるの?』と気になりますよね。

結論から言うと、大型二輪の普通免許あり費用は、免許なしの場合より大きく下がります。差の正体は、主に学科の時限数なんです。

この記事では、免許なし・普通免許あり・普通二輪ありの3つで時限数と費用を並べて、差がどこから来るのかを紹介します。

目次

普通免許ありの大型二輪免許の費用は?

先に結論

普通免許ありで大型二輪(MT)を取る費用は、教習所の公開料金で見ると、免許なしの場合より9万円ほど安い例があります。ただ、料金は地域や時期、教習所で大きく変わるので、通える教習所の料金表で確かめてください。

下の表は、2026年10月に確認した、2つの教習所の公式サイトの掲載額(税込)です。相場ではなく、あくまで例として見てください。

教習所の例免許なしで大型二輪MT普通免許ありで大型二輪MT
大阪府のある教習所264,000円172,700円
北海道のある教習所352,220円249,260円

同じ「普通免許ありの大型二輪」でも、教習所によって7万円以上の差があります。『思っていたより高い』『意外と安い』と感じる幅が大きいのは、このためなんです。

AT大型二輪の場合

ATの大型バイクだけに乗るつもりなら、AT大型二輪という選び方もあります。こちらも同じ2校の例を見てみましょう。

教習所の例免許なしでAT大型二輪普通免許ありでAT大型二輪
大阪府のある教習所233,200円150,700円
北海道のある教習所309,100円206,140円

AT大型二輪の免許では、AT以外の二輪車は運転できません。費用だけで選ばず、乗りたいバイクがMTかATかで決めておきましょう。

料金表を見る時のコツ

料金表は、持っている免許ごとに行が分かれています。「普通免許所持」「普通車免許あり」など書き方は教習所で違うので、自分の行を間違えないようにしましょう。

分かりにくい時は、窓口や電話で聞くのが早いです。例えば「普通免許だけ持っています。大型二輪のMTで、延長した時も含めた総額の目安を教えてください」と聞くと、料金表に載っていない所まで教えてもらいやすくなります。

合宿の場合の目安

合宿免許の申込サイトでは、普通免許ありの大型二輪の料金の目安を「20万円台〜20万円台後半」と案内しています。最短日数は「14日間」とされ、時期や教習所で大きく幅があるようです。

免許なし・普通免許あり・普通二輪ありで並べると

3つで並べると差が見える

大型二輪の教習時限は、持っている免許で大きく変わります。普通免許ありは、免許なしと普通二輪ありのちょうど間にいる、と考えると分かりやすくなります。

費用の差を理解するには、まず時限数を並べてみるのが近道です。時限数は道路交通法施行規則の別表第四で決まっていて、1時限は50分です。

免許なし・普通免許あり・普通二輪ありの3つで、大型二輪の学科と技能の時限数を並べて費用の差を示した図解
持っている免許学科教習技能教習(MT)大阪府のある教習所の例
何も持っていない26時限36時限264,000円
普通免許など車の免許1時限31時限172,700円
普通二輪(MT)0時限12時限94,600円

こうして並べると、免許なしと普通免許ありの差は、学科が25時限、技能が5時限です。一方、普通免許ありと普通二輪ありの差は、技能が19時限もあります。

つまり、車の免許で減るのは主に「学科」、普通二輪で減るのは主に「技能」なんです。

AT大型二輪で並べると

AT大型二輪でも、同じように並べてみましょう。同じ大阪府のある教習所の公開料金です。

持っている免許学科教習技能教習(AT)公開料金の例
何も持っていない26時限29時限233,200円
普通免許など車の免許1時限24時限150,700円
普通二輪(MT)0時限9時限81,400円

MTと同じく、車の免許で学科が大きく減り、普通二輪で技能が大きく減る形になっています。

時限数は最短の数

表の時限数は、法令で決まった最短の数です。上達の様子によって延びることがあり、延びたぶんは追加の料金がかかるのが一般的です。

『自分は何時限で終わるだろう』と不安になる方も多いはずです。延びた時の料金を先に確かめておけば、予算の上ぶれにも慌てずに済みますよ。

費用の差はどこから来る?

差の正体

普通免許ありで費用が下がるのは、学科が26時限から1時限になり、技能も5時限減るからです。入所金や教材費の設定は教習所ごとに違うので、内訳も見ておきましょう。

料金表の中身を、項目ごとに分けて考えてみましょう。どこで差がつくのかが分かると、教習所どうしも比べやすくなります。

費用の項目免許なしとの差理由
学科教習大きく下がる26時限が1時限になる
応急救護処置の教習なくなる車の免許がある人は行わない決まり
技能教習少し下がる36時限が31時限になる
入所金・教材など教習所による料金表の内訳で確かめる
延長・再検定人による上達の様子で変わる

二輪の学科教習では、普通自動車や普通二輪を運転できる免許を持っていない人だけ、応急救護処置の教習を3時限行う決まりです。普通免許持ちの人は、これも含まれません。

見落としやすい費用

料金表の合計には、延長した時の追加教習や、卒業検定に落ちた時の再検定料が入っていないことがあります。「延長料、補修教習・再検定料は必要」と明記している教習所もあるので、申し込む前に確かめておきましょう。

卒業後には、試験場で免許証を受け取る時の手数料もかかります。東京都の例では、運転免許証のみで4,200円です。

総額を見積もる順番
  1. 料金表で「普通免許あり」の行の合計を確かめる
  2. 延長1時限と再検定の料金を聞いておく
  3. 延びた時の予備を少し足しておく
  4. 卒業後の試験場の手数料を足す

この順番で考えると、『思ったより高くなった』というずれを小さくできます。

延長が出やすいのはどこ?

普通免許ありの人は、バイクの操作が初めてという人がほとんどですよね。そのため、延長が出やすいのは技能の第一段階です。

特に、大型の車体の取り回しや引き起こし、一本橋やスラロームなどの低速の課題は、初めての人がつまずきやすい所です。延長の不安が大きい人は、保証が付いたプランも比べてみてください。くわしくは教習所の安心パック・保証プランとはで紹介しています。

費用を抑えるために確かめたいこと
  • 通える範囲の教習所を2〜3校比べる
  • 延長や再検定が料金に含まれるかを確かめる
  • MTかATか、乗りたいバイクで先に決める
  • 間を空けずに予約を入れて、延長を減らす

安く取る考え方は大型二輪免許を安く取る方法にもまとめています。全体の費用の考え方は大型二輪免許の費用で、持っている免許別に紹介しています。

一発試験なら安くなる?

教習所に通わず、試験場で直接受ける方法もあります。東京都の案内では、普通免許など第一種免許を持っている人は、大型二輪の学科試験が免除されます。

手数料は東京都の例で、運転免許証のみなら6,900円です。合格後には取得時講習(大型二輪で18,450円)も必要です。再試験のたびに受験料と試験車使用料がかかるので、総額は何回で受かるかで変わります。

普通二輪を挟むと安くなる?

先に結論

普通免許ありの人が、普通二輪を取ってから大型二輪へ上げると、技能の合計時限は少し減ります。ただ、入所金や検定が2回になるぶん、合計の費用は直接大型より高くなる例があります。

『いきなり大型より、普通二輪から段階を踏んだ方が安いのでは?』と考える方もいますよね。同じ大阪府のある教習所の公開料金で比べてみましょう。

普通免許ありの人が、直接大型二輪を取る場合と普通二輪を挟む場合の時限数と費用を比べた図解
ルート技能教習の合計(最短)公開料金の例(税込)
直接大型二輪(MT)31時限172,700円
普通二輪(MT)を取る17時限101,200円
そのあと大型二輪(MT)へ12時限94,600円

普通二輪を挟む場合は、下の2行を足した額になります。この教習所の例では、直接大型二輪を取る方が費用は抑えられます。

直接大型二輪を取る
  • 入所や検定が1回で済む
  • この例では費用の合計が低い
  • 免許を取ってすぐ大型に乗れる
普通二輪を挟む
  • 入所や検定が2回になる
  • この例では費用の合計が高い
  • その代わり、軽い車体で先に公道に慣れられる

ただ、費用だけで決めることはありません。普通二輪で先に乗り始めたい人や、重い車体に不安がある人には、挟む道にもよさがあります。どちらが向くかは普通免許ありで大型二輪を取るの判定表で確かめてみてください。

挟む方が向く人もいる

普通二輪を挟む道には、費用とは別のよさもあります。普通二輪の免許の期間は、大型二輪を取ったあとの二人乗りの条件に数えられるんです。

一般道では、普通二輪の免許を通算1年以上持っていれば、大型二輪を取ってすぐでも二人乗りができます。『免許を取ったら家族を乗せたい』という人は、この点も判断に入れてみてください。

いきなり大型を目指す時の考え方はいきなり大型二輪は取れる?で紹介しています。

免許の費用と一緒に、乗る1台の予算も考えておきたいところです。家に使っていない原付やバイクがあるなら、今いくらになるかを先に確かめておくと、次の1台の資金の足しになります。

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普通免許ありの大型二輪の費用で、よくある相談

相談は「いくら」と「AT限定でも同じか」

車の免許を持っている人からは、大型二輪の費用の目安と、普通免許がAT限定でも同じ扱いになるのか、という相談がよく見られます。

Yahoo!知恵袋などで多かった相談を、3つ紹介します。

普通車はAT限定。大型二輪の費用はいくら?

「普通車の免許はATのみ。大型二輪の免許の費用を教えてほしい」という相談です。

AT限定の普通免許も「普通免許」なので、大型二輪の教習では車の免許ありの行で考えます。ただ、自分がどの料金表に当てはまるかは、入校前に教習所へ確かめておくと安心です。

費用の例は、この記事の表のとおり教習所で大きく違います。延長分と試験場の手数料も足して考えておきましょう。

普通自動車ATで、初めから大型二輪MTを取りたい

「普通自動車のAT免許で、初めから大型二輪のMTを取る場合の費用や時間を知りたい」という声もあります。

普通免許ありで大型二輪MTを取る場合、技能は最短31時限、学科は1時限です。車がATでも、バイクのMTの操作は教習で一から覚えるので心配いりません。費用は先ほどの例のように、教習所ごとに確かめてみてください。

普通二輪の免許があれば、もっと安い?

「普通二輪の免許があれば、大型二輪の費用はどれくらい?」という質問もあります。

普通二輪MTありなら、大型二輪MTの技能は最短12時限で学科もありません。費用の例と内訳は普通二輪から大型二輪へ上げる費用で詳しく紹介しています。

よくある質問

大型二輪免許の費用は、普通免許ありだとどれくらい下がりますか?

この記事で紹介した教習所の例では、免許なしと比べて9万円ほど下がっていました。下がる額は教習所で違うので、料金表の「普通免許あり」の行で確かめてください。

普通免許ありの大型二輪で、いちばん費用に効くのは何ですか?

延長しないことです。表の時限数は最短の数なので、延びたぶんは追加の料金がかかるのが一般的です。

普通免許ありの大型二輪の費用に、試験場の手数料は入っていますか?

試験場の手数料は、卒業後に試験場で納めるものです。東京都の例では運転免許証のみで4,200円です。料金表に含まれるかどうかは、教習所の案内で確かめてください。

中型免許や準中型免許でも費用は同じですか?

教習時限の表では、普通免許のほか準中型・中型・大型の免許も同じ行に入ります。料金表も同じ行で見ることが多いですが、教習所の案内で確かめてください。

まとめ

この記事の要点
  • 普通免許ありの大型二輪は、免許なしより費用が大きく下がる例がある
  • 差の正体は主に学科で、26時限が1時限になる
  • 普通二輪ありとの差は主に技能で、19時限の違いがある
  • 普通二輪を挟むと、入所や検定が2回になり合計が高くなる例がある
  • 料金表の合計に、延長・再検定の料金と試験場の手数料を足して考える
大型二輪ドットコム

大型二輪ドットコム 編集部

大型二輪(大型自動二輪)免許の取り方・費用・教習の流れから、普通二輪からのステップアップ、免許を取った後のバイク選び、乗り換えや手放し方まで、大型二輪にまつわる疑問を整理している情報サイトです。 公式サイト

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