大型バイクの買取相場の見方|査定額が変わる理由

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大型バイクの買取相場を調べてみたものの、サイトによって数字がばらばらで『結局いくらで売れるの?』と困っていませんか。自分のバイクに当てはめていいのかも、分かりにくいですよね。

結論から言うと、大型バイクの買取相場は「目安の幅」として見て、最後は自分の1台の査定で確かめるのが確実です。この記事を読めば、相場の数字の見方と、査定額が変わる理由、相場を自分で調べる手順が分かります。

目次

大型バイクの買取相場は「目安」として見る

先に結論

ネットで見かける大型バイクの買取相場は、別の車両や過去の取引をもとにした目安です。同じ車種でも、年式・走った距離・状態・時期で査定額は変わるので、そのまま自分の1台に当てはめないのがコツです。

『相場が分かれば、査定で安く買われずに済むはず』と考える方も多いはずです。その考え方自体はとても大事なんです。

ただ、相場の数字にはいくつか種類があって、どれを見ているかで意味が変わります。まずは、よく目にする数字の違いを表で見てみましょう。

よく見る数字何の数字か見る時の注意
中古車の販売価格お店が売っている値段整備や保証、お店の経費が含まれる。売る時の額とは違う
買取の実績として載っている額過去にある車両が買い取られた額年式・状態・時期が自分の1台と同じとは限らない
査定のシミュレーション車種や年式などから出した目安実車を見ていないので幅がある
実際の査定額自分の1台を見て出た額いちばん当てになるが、店や日で変わることも

この記事では、特定の車種の金額の目安は出しません。数字そのものより、「なぜ変わるのか」を知っておく方が、査定の場面で役に立つからです。

販売価格と買取額が違うのはなぜ?

中古車のお店で売られている値段を見て、『このくらいで売れるのかな』と思うこともありますよね。でも、お店で売られている値段には、整備や保証、お店の経費なども含まれています。

そのため、売る時の額は販売価格より低くなるものと考えておきましょう。ここを知っておくだけで、査定額を見た時のがっかりが減ります。

相場を知っておくと何がいいの?

相場の目安を知っておくと、査定額を聞いた時に『思ったより低い』『意外と高い』と判断する手がかりになります。何も知らないままだと、その場で言われた額が妥当かどうか分かりませんよね。

ただし、目安はあくまで比べる材料です。目安より低い額が出た時は、理由を聞いてみるのがおすすめです。

相場は「動くもの」でもある

買取相場は、季節や中古車の流通の量、その車種の人気の変化でも動くと言われています。去年調べた数字が、今年もそのまま通じるとは限りません。

調べた数字は、いつ時点のものかも一緒にメモしておくと、比べる時に役立ちます。

相場の数字を見る時のチェック
  • 販売価格なのか、買取の額なのか
  • 年式・走った距離が自分の1台と近いか
  • いつ時点の数字か
  • 車両の状態が書かれているか

査定額が変わる理由を「車両・書類・時期」で見る

先に結論

査定額が変わる理由は、車両そのものの状態、書類や付属品のそろい方、売る時期の3つに分けると分かりやすくなります。この3つのうち、書類と時期は自分で整えられる部分です。

『査定って、何を見ているのか分からない』という不安はよく聞きます。ここでは、査定で見られやすい点を3つに分けてチェック表にしました。

大型バイクの査定で見られる点を、車両・書類・時期の3つに分けたチェック表の図解

車両そのもので見られること

いちばん大きいのは、やはり車両の状態です。同じ車種でも、ここで1台ごとの差が出ます。

車両のチェック
  • 車種と年式(人気のある車種や新しい年式は値段がつきやすいとされる)
  • 走った距離
  • タンクのへこみ、カウルの割れ、サビなど外観の傷み
  • エンジンのかかりやすさ、異音や白煙がないか
  • 転倒や事故の跡があるか
  • マフラーなどを替えているか、純正部品が残っているか

例えばこんな場面を考えてみてください。同じ年式・同じ距離の大型バイクでも、雨ざらしで保管してサビが出ている車両と、屋根の下で保管していた車両では、見られ方が変わりやすいんです。

書類と付属品で見られること

書類や付属品は、そろっているかどうかで手続きのしやすさが変わります。ここは、売る前に自分で整えられる部分です。

書類と付属品のチェック
  • 自動車検査証(車検証)があり、名前と住所が今と同じか
  • 自賠責保険の証明書があるか
  • 鍵がそろっているか(スペアも)
  • 取扱説明書や整備の記録が残っているか
  • 外した純正部品が残っているか

書類の詳しい中身は大型バイクを売る時に必要な書類と準備で紹介しています。

時期で変わること

同じ車両でも、売る時期によって査定額が変わることがあります。季節による需要の違いや、その車種が中古でどれくらい出回っているかが関わると言われています。

時期のチェック
  • 車検の期限が近いか、まだ残っているか
  • 3月中に売るなら、4月1日より前に名義が変わるか
  • モデルチェンジなどで、その車種の人気が変わっていないか
  • 長く乗らずに置いていて、状態が落ちていないか

軽自動車税は、毎年4月1日の時点の所有者にかかります。大型バイク(二輪の小型自動車)の税額は、東京都港区の例で年6,000円です。

自分で整えられること、整えられないこと

3つの中で、車種や年式、走った距離は今から変えられません。一方で、書類や付属品をそろえることや、売る時期を選ぶことは自分でできます。

分類自分で変えられるかできること
車種・年式・距離変えられない正直に伝え、複数の査定で比べる
外観・汚れ一部は変えられる洗車して汚れを落とす。大きな修理は査定額を聞いてから
書類・鍵・付属品変えられる売る前にそろえておく
時期ある程度選べる車検の期限や4月1日を見て決める
よくある失敗

査定額を上げようとして、売る前にお金をかけて修理や部品交換をしてしまうことです。かけたお金が、その分そのまま査定で戻るとは限りません。直す前に、今のままの査定額を聞いておきましょう。

査定の前にできる、お金のかからない準備

大きな修理はしなくても、お金をかけずにできる準備はあります。洗車をして汚れを落としておくと、傷やへこみの有無も見てもらいやすくなります。

ほかにも、外した純正部品を出しておく、整備の記録をまとめておく、といったことは今日からできますよね。『どうせ見られるのは車両だけ』と思わず、手元にある物はそろえて見せましょう。

自分のバイクの相場を調べる手順

先に結論

まず自分のバイクの情報を書き出し、次にネットで目安の幅をつかみ、最後に実際の査定を複数受けて比べる、という順番で調べると迷いにくくなります。

『ネットで調べるだけで十分では?』と思う方もいますよね。ネットの数字は入口としては便利ですが、最後は自分の1台を見てもらわないと分からないんです。

相場を調べる手順
  1. 車検証を見て、車名・年式・型式を書き出す
  2. 走った距離、外観の傷、調子の悪い所をメモする
  3. ネットで同じ車種・近い年式の情報を見て、目安の幅をつかむ
  4. 調べた数字がいつ時点のものかもメモしておく
  5. 実際の査定を複数受け、手取りで並べる
自分の大型バイクの買取相場を、書き出し・目安の幅・複数の査定の順で調べる手順の図解

書き出しておくと話が早い

査定を申し込む時には、車名や年式、走った距離などを聞かれることが多いです。先に書き出しておけば、問い合わせのたびに車検証を取りに行かずに済みます。

調子の悪い所も、正直にメモしておきましょう。例えば「冬に時々エンジンがかかりにくい」「右側に小さな転倒の跡がある」のように書いておくと、伝え忘れを防げます。

査定を比べる時は「手取り」で

査定額を比べる時は、そこから手数料などが引かれるかも聞いておきましょう。出張査定の費用や、引き渡し後に減額されることがあるかも、手取りに関わります。

例えばこんな会話で確かめてみてください。「この額から引かれるものはありますか」「ありません。この額をそのままお振込みします」。

1か所だけで決めないのはなぜ?

査定額は、そのお店がその車種をどう売るか、在庫があるか、時期などでも変わると言われています。同じ車両でも、お店によって提示額が違うことは珍しくありません。

『何度も査定を受けるのは面倒』と感じる方もいますよね。それでも、いくつかの額を並べると、最初の提示が高いのか低いのかが見えてきます。

下取りの額と比べる時は

乗り換えで下取りの話が出ている時は、下取り額と車両の値引きを分けてもらいましょう。分けてもらえば、買取の査定額と並べて比べられます。

下取りとの違いは大型バイクの下取りと買取の違いで詳しく紹介しています。

年式・距離・車検の残りと相場の関係

先に結論

年式が新しく、距離が少ないほど値段がつきやすいとされますが、古い車両でも人気の車種なら値段がつくこともあります。車検の残りは、買う人にとっての手間に関わる点です。

『古い年式だから、もう値段はつかないかも』とあきらめている方もいるはずです。実は、年式だけで決まるわけではないんです。

年式と走った距離

一般に、新しい年式や走った距離が少ない車両は、値段がつきやすいとされます。ただ、古い年式でも、人気が続いている車種や状態のよい車両は、評価されることもあると言われています。

逆に、新しい年式でも、転倒の跡や改造が多いと見られ方が変わることもあります。年式・距離・状態の組み合わせで見られる、と考えておきましょう。

カスタムした車両はどう見られる?

マフラーやハンドルなどを替えた大型バイクに乗っている方もいますよね。カスタムの部品は、売り先や部品の種類によって見られ方が変わることがあります。

外した純正部品が残っていれば、査定の時に一緒に見せましょう。どこを替えたかをメモしておくと、説明もしやすくなります。

『カスタムにお金をかけたから、その分高く売れるはず』と期待しすぎないことも大事です。かけたお金と査定額は、別のものと考えておきましょう。

車検の残りはどう見られる?

大型バイクは250cc超の小型二輪なので、車検があります。車検証の有効期間は、初回が3年、2回目以降は2年です。

車検が残っていれば、買った人はすぐに公道を走れます。一方で、車検を通すためにお金をかけても、その分がそのまま査定で戻るとは限りません。

車検の状況考え方
車検がまだ十分に残っているそのまま査定を受けてみる
車検の期限が近い車検の整備の見積もりと、今の査定額を並べる
車検が切れている公道を走れないので、出張査定や引き取りができるか確かめる

車検の費用の内訳は大型バイクの車検で紹介しています。

年式が古い車両の維持費も見ておく

小型二輪の自動車重量税は、年式が古くなると上がります。運輸支局が出している税額表(自家用・エコカー減免なし)では、2年分が3,800円、13年経過で4,600円、18年経過で5,000円とされています。額は見直されることもあるので、車検の時に確かめてください。

13年経過は、初度検査年月から12年11か月以後に車検証の交付などを受ける場合とされています。古い車両を乗り続けるか売るかを考える時は、こうした維持費の変化も材料になります。

売るか乗り続けるかの判断表

先に結論

乗り換え予定で今のバイクがあるなら、相場を調べるだけで終わらせず、買取の無料査定で自分の1台の手取りを確かめてから次を決めるのがおすすめです。乗り続けるなら、維持費の見直しから始めましょう。

相場を調べている方の多くは、『売るかどうか、まだ決めきれていない』という段階ではないでしょうか。そこで、今の状況ごとに向いている選び方を表にしました。

今の状況向いている選択次にやること
大型に乗り換える予定がある売る(乗り換え)無料査定で手取りを確かめ、次の1台の予算に入れる
半年以上乗っていない売るか置いておくかを決める動くうちに査定を受け、維持費と比べる
車検の期限が近い車検の前に決める整備の見積もりと査定額を並べる
13年経過が近い古い年式乗り続けるか考える重量税の変化と査定額を見比べる
年齢や体力で取り回しがつらい売る、または軽い車両に乗り換える査定額を確かめてから次を考える
毎週乗っていて楽しい乗り続ける任意保険や整備を見直して維持費を整える
今の状況ごとに、大型バイクを売るか乗り続けるかを選ぶ判断の図解

乗り換えなら手取りが予算の土台になる

次の大型バイクの予算は、今のバイクの手取りがいくらかで大きく変わりますよね。相場の目安だけで予算を立てると、実際の査定額との差で計画がずれることもあります。

次のバイクの値段の考え方は大型二輪のバイクの値段で紹介しています。

例えばこんな場面を考えてみてください。ネットの目安を見て、次のバイクの予算を多めに見込んでいたのに、実際の査定額がそれより低かった、ということもあるんです。

先に査定を受けておけば、手取りが分かった状態で次の1台を選べます。この順番にするだけで、予算のずれはぐっと減ります。

乗り換え予定で今のバイクがあるなら、まず買取の無料査定で手取りを確かめてから、次の1台を決めてみてください。乗り続けると決めた方は、維持費の見直しから始めましょう。

バイク買取マッスル

大型に乗り換える前に、今のバイクがいくらになるか確かめてみませんか

今の普通二輪や乗らなくなったバイクがあるなら、バイク買取の無料査定サービスで今の値段を確かめる方法があります。売るかどうかは査定額を見てから決められます。

無料バイクの無料査定を申し込む

(バイク買取サービスの公式サイトに移動します)

よくある相談:大型バイクの買取相場の悩み

先に結論

相談で多いのは、古い年式や小さなへこみでどのくらい下がるか、新車を数年で手放すのはありか、年齢で手放す時の相場の考え方の3つです。どれも1台ごとに違うので、査定で確かめて比べるのが近道です。

ここでは、大型バイクの買取相場について、よく寄せられる相談を要約して紹介します。

古い年式で距離も多め、タンクに小さなへこみもある

90年代の年式で、走った距離も多めの大型バイク。タンクに小さなへこみがあり、買取相場がどのくらいか知りたいという相談です。

『こんなに古いと、値段がつかないのでは』と心配になりますよね。古い年式でも、人気の車種なら値段がつくこともあると言われています。

へこみがどのくらい影響するかは、車種や全体の状態で変わります。直す前に、今のままの査定額を複数のお店で聞いてみてください。

中古で買った大型は、下取りに出しても値がつきにくい?

中古で買った大型バイクを、数年後に下取りに出してもあまり値がつかないのでは、という相談です。

新車か中古で買ったかよりも、売る時点の年式・距離・状態・時期で見られます。中古で買った車両でも、状態がよければ評価されることもあるので、下取りだけでなく買取の査定も受けて比べてみてください。

新車を買って、3年後の車検前に乗り換えるのはあり?

新車の大型バイクを買い、初回の車検の前に下取りや売却をして別のバイクに乗り換えるのは良い選択か、という相談です。

小型二輪の車検の有効期間は、初回が3年です。車検の前に手放せば、車検のお金をかけずに次へ移れます。

ただ、その時点の査定額は車種や状態、時期で変わります。乗り換えを考え始めたら、車検の見積もりと査定額を並べて比べてみましょう。

年齢的に取り回しがつらく、海外メーカーの大型を手放したい

年齢とともに大型バイクの取り回しがつらくなり、海外メーカーの車両を手放したいという相談です。

海外メーカーの車両は、扱いに慣れた売り先かどうかで見られ方が変わることもあります。そのため、1か所だけで決めず、いくつかの査定を並べてみるのがおすすめです。

補足

手放すだけでなく、軽い車両に乗り換える選び方もあります。乗るのをやめるか続けるかは、焦らず考えてみてください。

よくある質問

大型バイクの買取相場はどこで調べられますか?

ネットの情報で目安の幅をつかむことはできますが、自分の1台の額は実際の査定で確かめるのが確実です。調べた数字がいつ時点のものかもメモしておきましょう。

中古の販売価格くらいで売れますか?

販売価格には整備や保証、お店の経費なども含まれているため、売る時の額が販売価格と同じになるとは限りません。

査定の前に修理した方が高く売れますか?

修理にかけたお金が、その分そのまま査定で戻るとは限りません。直す前に、今のままの査定額を聞いておくのがおすすめです。

車検を通してから売った方がいいですか?

車検の整備のお金が査定で戻るとは限らないので、整備の見積もりと今の査定額を並べてから決めましょう。

売る時期で査定額は変わりますか?

同じ車両でも、時期によって変わることがあります。売ると決めているなら、4月1日より前に名義が変わるように動くと、次の年度の軽自動車税がかかりません。

まとめ

この記事の要点
  • 大型バイクの買取相場は目安の幅として見て、自分の1台は査定で確かめる
  • 査定額が変わる理由は、車両・書類・時期の3つに分けて考える
  • 書類と付属品、売る時期は自分で整えられる
  • 相場は書き出し、目安の幅、複数の査定の順で調べる
  • 乗り換え予定なら、無料査定で手取りを確かめてから次を決める
大型二輪ドットコム

大型二輪ドットコム 編集部

大型二輪(大型自動二輪)免許の取り方・費用・教習の流れから、普通二輪からのステップアップ、免許を取った後のバイク選び、乗り換えや手放し方まで、大型二輪にまつわる疑問を整理している情報サイトです。 公式サイト

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