大型二輪の合宿免許の費用|安い時期と料金に含まれるもの

大型二輪の合宿免許の費用と、安い時期・料金に含まれるものを紹介する記事のアイキャッチ

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大型二輪を合宿で取ろうと調べ始めると、料金の幅の広さに驚きますよね。『結局いくら用意すればいいの?』と迷っている方も多いはずです。

結論から言うと、大型二輪の合宿の費用は、持っている免許と時期、そして料金に何が含まれているかで大きく変わります。表示の金額だけで比べると、あとから思わぬ出費が出ることもあるんです。

この記事では、合宿料金に含まれる物・含まれない物を見分けるコツと、免許のあとのバイク代まで含めた予算の立て方をお話しします。

目次

大型二輪の合宿費用は、持っている免許で大きく変わる

先に結論

大型二輪の合宿免許の費用は、普通二輪ありの人がいちばん抑えやすく、免許なしの人がいちばん高くなります。教習の時限数が違うので、料金も日数もそれに合わせて変わります。

合宿の料金は、教習の量で決まる部分が大きいです。教習の時限数は法令で決まっていて、持っている免許ごとに次のように違います(1時限は50分・表の数は最短)。

持っている免許大型二輪(MT)の技能学科
普通二輪(MT)12時限0時限
AT普通二輪16時限0時限
普通免許など車の免許31時限1時限
免許なし・原付だけ36時限26時限

普通二輪ありの人と免許なしの人では、技能だけで24時限の差があります。この差が、そのまま費用と日数の差になって表れてくるんです。

申込サイトが出している目安

公的な料金の統計はないので、ここでは合宿免許の申込サイトが出している目安を紹介します(税込・2026年10月に確認)。

持っている免許最短日数の例料金の目安の例
普通二輪(MT)6日間10万円台〜10万円台後半
普通免許など車の免許14日間20万円台〜20万円台後半
免許なし16日間20万円台後半〜30万円台

このサイトでも「時期、教習所によって大きく幅がある」と書かれています。表の金額は、あくまで目安の幅として見てください。

別の申込サイトでは、ある教習所の大型二輪の合宿を「最短5泊6日:114,950円〜」と案内していました。ただ、この金額がどの免許を持っている人向けかは、ページ上ではっきり書かれていませんでした。

『〜から』と書かれた金額は、いちばん条件のよい時期やプランの額です。自分の免許と日程で、実際にいくらになるかを見積もってもらうのが確実です。

通いと比べると、どちらが安い?

『通いのほうが安いのでは?』と気になる方もいますよね。ここでは、大阪府のある教習所が公開している通いの料金(税込・2026年10月に確認)を並べてみます。

持っている免許通いの料金の例(大型二輪MT)
普通二輪(MT)94,600円
普通免許など車の免許172,700円
免許なし264,000円

ただ、通いと合宿は、料金に含まれている物が違います。通いの料金は教習だけで、交通費は自分で負担します。合宿の料金は、宿泊なども含めたプランになっていることがあります。

金額の数字だけを並べても、正しく比べたことにはなりません。次の章で、何が含まれているかを見ていきましょう。大型二輪免許の費用の全体は大型二輪免許の費用で紹介しています。

AT大型二輪なら、教習の量は少なめ

ATの大型バイクだけに乗るつもりなら、AT大型二輪という選び方もあります。技能教習の時限数がMTより少ないので、費用も抑えやすくなります。

持っている免許AT大型二輪の技能通いの料金の例(大阪府のある教習所)
普通二輪(MT)9時限81,400円
普通免許など車の免許24時限150,700円
免許なし29時限233,200円

ただ、AT大型二輪の免許では、AT以外の二輪車は運転できません。『安いからAT』と決める前に、乗りたいバイクがMTかATかを確かめておきましょう。

合宿料金に含まれる物・含まれない物

ここが比べ方のコツ

合宿の料金を比べる時は、表示の金額より先に「何が入っているか」を見ます。宿泊・食事・交通費・延長分の扱いがプランごとに違うので、同じ条件にそろえてから比べましょう。

ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。合宿の料金表は、一見すると全部込みに見えます。でも、よく読むと別料金になっている物もあるんです。

大型二輪の合宿料金に含まれることが多い物と、別にかかることが多い物を分けて示した図解
項目合宿料金に入っているか確かめ方
入所金・技能教習・学科教習入っていることが多い規定の時限分か、延長分も含むかを見る
卒業検定入っていることが多い再検定の料金の扱いを見る
宿泊プランによる部屋の種類で料金が変わるかを見る
食事プランによる1日何食付きかを見る
現地までの交通費プランによる上限額や支給の条件を見る
延長した時の宿泊・教習プランによる追加料金がかかる条件を見る
試験場の手数料入っていない住所地の試験場の案内で確認
ヘルメット・グローブなど貸し出しの有無による自分の物が必要かを聞く

『全部込みだと思ったのに』とならないために、申込みの前にこの表を手元に置いて確かめてみてください。

2つのプランを並べて比べてみる

例えば、気になる合宿プランが2つあるとします。表示の金額だけでなく、次のように並べてみると違いが分かりやすくなります。

比べる点プランAプランB
表示の金額安め高め
宿泊と食事宿泊のみ、食事は別宿泊と食事付き
交通費自分で負担上限付きで支給
延長した時教習と宿泊が別料金一定の範囲まで追加料金なし

こうして並べると、表示が安いプランAでも、食事や交通費、延長分を足すとプランBと変わらない、ということもあります。『どちらが得か』は、自分が延長しそうかどうかでも変わってくるんです。

延長分の扱いが、いちばん差が出やすい

特に気をつけたいのが、延長になった時の扱いです。教習所の料金は、補習(追加教習)が別料金になっているのが一般的です。

ある教習所は、料金表に「技能教習の延長料、検定不合格時の補修教習・再検定料等は必要」と書いています。合宿でも同じように、延長分が別にかかるプランがあります。

申込み前に聞いておきたいこと
  • 規定の時限を超えた分の教習料金はかかるか
  • 卒業検定に落ちた時の補習と再検定の料金
  • 延長した日の宿泊費と食事代
  • 帰りの交通費が延長後も出るか
  • キャンセルや日程変更の扱い

延長に備えるプランについては教習所の安心パック・保証プランとはで詳しく紹介しています。

試験場の手数料は合宿料金の外

合宿を卒業しても、免許証を受け取るのは住所地の運転免許試験場です。この手数料は合宿の料金には入っていません。

東京都の例では、指定教習所を卒業した人の手数料は、運転免許証だけの場合で4,200円です。マイナ免許証のみなら3,400円、2枚持ちなら4,300円とされています。他の道府県の額は、住所地の試験場の案内で確かめてみてください。

大型二輪の合宿を安く取るには?時期の選び方

安くしたいなら日程と条件

大型二輪の合宿を安く取りたい時は、時期ごとの料金を比べること、延長分の扱いまで含めて比べることの2つが大切です。表示の安さだけで選ぶと、延長で高くつくこともあります。

『大型二輪の合宿免許を安く取りたい』というのは、誰もが思うことですよね。ここでは、安い合宿を探す時の考え方を紹介します。

時期で料金が変わる理由

合宿の料金は、時期によって変わると案内されています。合宿は泊まり込みなので、申込みが集まる時期と、空いている時期で料金に差をつけている所があるんです。

いつが安いかは、教習所やプランによって違います。気になる教習所があれば、同じプランで日程を変えた時の料金を見比べてみてください。

安い時期の探し方
  1. 自分が取れる休みの候補を2〜3つ出す
  2. 同じ教習所・同じプランで、候補ごとの料金を見る
  3. 延長した時の扱いがどの時期も同じかを確かめる
  4. 交通費や食事を含めた合計で比べる

見積もりを頼む時の聞き方

見積もりを頼む時は、自分の条件をまとめて伝えると話が早く進みます。例えばこんな聞き方です。

「普通免許だけ持っていて、大型二輪のMTを考えています。来月の連休あたりで、宿泊と食事込み、延長した時の料金も含めて見積もりをお願いできますか?」

ここまで伝えておけば、あとから「それは別料金です」と言われる場面を減らせます。複数の教習所に同じ聞き方をすると、比べやすくなりますよ。

安いプランで気をつけたいこと

表示が安いプランは、宿泊や食事が別だったり、延長分がすべて別料金だったりすることがあります。料金表の下の小さな注意書きまで読んでおきましょう。

例えばこんな場面です。安いプランで申し込んだものの、検定に1回落ちて、補習と延長の宿泊費が加わった。結果として、保証付きのプランと変わらなくなった、ということも起こりえます。

よくある失敗

「〜円から」の金額だけを見て申し込み、自分の時期とプランでは表示より高かった、ということがあります。申込み前に、自分の免許と日程で見積もりを出してもらいましょう。

費用を抑える考え方は大型二輪免許を安く取る方法でも詳しく紹介しています。

合宿費用のほかにかかるお金と、乗り出しまでの総額

予算は免許のあとまで

免許を取ったあとは、大型バイクの購入費、保険、税金がかかってきます。合宿の費用だけで予算を使い切ると、肝心のバイクが買えないことも。免許とバイクを1つの予算で考えておきましょう。

『免許を取ったら、すぐに大型に乗りたい』と思いますよね。そのためには、合宿費用のほかにかかるお金を先に並べておくのが大事です。

かかるお金いつかかるか金額の考え方
合宿の料金申込み時免許と時期とプランで変わる
延長分合宿中プランによる
試験場の手数料卒業後東京都の例で運転免許証のみ4,200円
ヘルメット・グローブ・ウェア公道に出る前選ぶ物による
大型バイクの購入費乗り出し前新車か中古か、タイプで変わる
自賠責保険乗り出し前法定の保険料
任意保険乗り出し前年齢や補償内容で変わる
軽自動車税毎年250cc超の二輪は港区の例で年6,000円

大型二輪のバイクは、道路運送車両法では250ccを超える「小型二輪車」に入ります。車検の対象で、初回は3年、2回目以降は2年ごとに車検を受けます。

自賠責保険は、始まる日で額が違う

自賠責保険の保険料は、2026年10月31日までに始まる契約と、11月1日以降に始まる契約で額が違います。250cc超の小型二輪自動車(離島と沖縄県を除く地域)の例は次のとおりです。

期間2026年10月31日までに始まる契約2026年11月1日以降に始まる契約
12か月7,010円7,730円
24か月8,760円9,640円
36か月10,490円11,510円

維持費の全体は大型バイクの維持費で、乗り出しまでの予算の組み方は大型二輪の免許とバイクの予算で紹介しています。

今のバイクがある人は、売るか乗り続けるかを先に決める

予算づくりの近道

今、普通二輪や原付に乗っている人は、そのバイクをどうするかで次の1台の予算が変わります。乗り換えるなら、今のバイクの手取りを先に確かめておくと、合宿とバイクの予算を一度に組めます。

合宿の費用を調べている人の多くは、免許のあとに大型バイクへ乗り換えることを考えていますよね。ここで決めておきたいのが、今のバイクの扱いです。

今のバイクの状況ごとに、売って次の資金にするか乗り続けるかを判断する図解
あなたの状況おすすめの考え方次にやること
普通二輪に乗っていて、大型に乗り換える予定今のバイクを売って次の資金にする買取の無料査定で手取りを確かめてから次を決める
普通二輪も残して、大型と2台持ちにしたい乗り続ける2台分の維持費を見直しておく
家に乗っていない原付やバイクがある売るか手放すかを決める動くうちに査定で値段を確かめる
今はバイクを持っていない合宿とバイクの予算を分けて考える乗り出しまでの総額を先に並べる

2台持ちにするなら、維持費も2台分

普通二輪を残して大型と2台持ちにする場合は、税金や保険も2台分かかります。例えば250cc超の二輪は、港区の例で軽自動車税が年6,000円です。

さらに250cc超のバイクは車検があり、そのたびに自動車重量税もかかります。自家用の小型二輪で2年分は3,800円(13年経過で4,600円、18年経過で5,000円)とされています。2台持ちのよさと、毎年の負担を比べて決めてみてください。

乗り換える人が先に査定を受けたい理由

今のバイクがいくらになるかは、車種・年式・状態・時期で変わります。手取りが分からないままだと、次のバイクにいくら使えるかも決められません。

例えばこんな流れです。合宿の日程を決めると同時に、今のバイクの査定を受けておく。

合宿から帰ったら、査定額を目安に次の1台を選ぶ。これなら、免許とバイクの予算を一度に組み立てられます。

『合宿中に売ってしまうと、帰ってから乗る物がない』という方もいますよね。その場合は、手取りの額だけ先に確かめておき、売る日は次のバイクが決まってからにする、という順番でも大丈夫です。

売る順番について

今のバイクを売る時期と、次のバイクを買う時期の組み方は、乗り換えの段取りで変わります。詳しくは普通二輪から大型バイクへ乗り換える手順で紹介しています。

合宿の費用を決めたら、今のバイクがいくらになるかも確かめておきましょう。手取りが分かれば、合宿と次の1台の予算を一緒に組めます。

バイク買取マッスル

大型に乗り換える前に、今のバイクがいくらになるか確かめてみませんか

今の普通二輪や乗らなくなったバイクがあるなら、バイク買取の無料査定サービスで今の値段を確かめる方法があります。売るかどうかは査定額を見てから決められます。

無料バイクの無料査定を申し込む

(バイク買取サービスの公式サイトに移動します)

大型二輪の合宿費用で、よくある相談

相談の多くは「高すぎる?」と「いくら用意する?」

大型二輪の合宿費用については、見積もりが高くて手が出ない、結局いくらあれば足りるのか、という相談がよく見られます。

Yahoo!知恵袋で多かった相談を3つ紹介します。

普通二輪なしだと合宿の費用が高すぎる

「大型二輪の免許を取りたいけど、普通二輪を持っていないので合宿の費用がとても高い」という相談です。

普通二輪なしの人は、技能と学科の時限が多いぶん、どうしても費用は高くなります。合宿にこだわらず、近くの教習所の通いの料金とも比べてみてください。延長分の扱いまで含めて比べると、どちらが合うかが見えてきます。

もう一つの考え方は、先に普通二輪を取ってから大型を目指す道です。一度にかかる費用を分けられるので、『今すぐ大きな額は出せない』という方には合っているかもしれません。いきなり大型との比べ方はいきなり大型二輪は取れる?で紹介しています。

合宿で取るなら、いくらあれば足りる?

「免許合宿で大型二輪を取る場合、費用はだいたいどのくらいあれば足りる?」という声も多いです。

自分の免許と日程で見積もりを出してもらい、そこに延長分の余裕と試験場の手数料を足しておくのがおすすめです。さらに免許のあとに乗るつもりなら、装備とバイクの予算も一緒に考えておきましょう。

普通二輪MTだけ持っている。合宿と通いはどっち?

「普通二輪MTだけ持っていて、大型二輪MTも取りたい。合宿と通いで迷っている」という相談もあります。

普通二輪ありなら、技能12時限と教習の量が少ないので、通いでも合宿でも短い期間で終えやすいです。近くに通える教習所があれば、交通費や休みの取り方も含めて比べてみてください。合宿の日数や生活は大型二輪の合宿免許で紹介しています。

よくある質問

大型二輪の合宿免許の費用は、いくらくらいですか?

持っている免許や時期、教習所で大きく変わります。申込サイトの目安の例では、普通二輪MTありで10万円台〜10万円台後半、免許なしで20万円台後半〜30万円台とされています。

合宿の料金には何が含まれていますか?

教習や検定に加えて、宿泊・食事・交通費が含まれているプランもありますが、内容はプランによって違います。延長した時の扱いと、試験場の手数料が別なことは確かめておきましょう。

大型二輪の合宿を安く取るには、どうすればいいですか?

同じプランで時期ごとの料金を比べることと、延長分まで含めた合計で比べることが大切です。表示の安さだけで選ぶと、延長で高くつくことがあります。

合宿と通いでは、どちらが安いですか?

料金に含まれる物が違うので、一概には言えません。通いは交通費が自分持ち、合宿は宿泊なども含めたプランがあるので、同じ条件にそろえて比べてみてください。

今乗っているバイクは、合宿の前に売ったほうがいいですか?

大型に乗り換える予定なら、先に査定を受けて手取りを確かめておくと予算を組みやすいです。売る日は、次のバイクが決まってからでもかまいません。

まとめ

この記事の要点
  • 大型二輪の合宿費用は、持っている免許・時期・プランで大きく変わる
  • 合宿料金は表示の金額より、含まれる物と延長分の扱いを先に見る
  • 試験場の手数料、装備、バイク代、保険、税金は合宿料金の外
  • 安く取るには、時期ごとの料金と延長分まで含めた合計で比べる
  • 乗り換える予定なら、今のバイクの手取りを先に確かめて予算を組む
大型二輪ドットコム

大型二輪ドットコム 編集部

大型二輪(大型自動二輪)免許の取り方・費用・教習の流れから、普通二輪からのステップアップ、免許を取った後のバイク選び、乗り換えや手放し方まで、大型二輪にまつわる疑問を整理している情報サイトです。 公式サイト

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